特許
J-GLOBAL ID:200903076655777964

内燃機関の蒸発燃料処理制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046685
公開番号(公開出願番号):特開平7-259662
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 パージガス量の制御により、希薄運転領域での運転性を良好に保つことを目的とする。【構成】 ステップ38では、σ2 TREFと所定値ISRGとを比較し、σ2TREF≧ISRGであれば、エンジン安定度が所定値より低下したと判断し、ステップ39に進んで、現在のパージカットソレノイド弁の開閉(フラグFPRGON=1なら開,FPRGON=0なら閉)を判定し、この判定結果に従って、パージカットソレノイド弁が開であれば、ステップ40に進んでパージカットフラグFPRGCT=1とする。このパージカットフラグFPRGCTの値をみて、パージカットソレノイド弁制御フローでパージカットソレノイド弁の開閉制御を行う。このように、リーン運転中にエンジン安定度が所定値以下となったときにパージをカットする結果、リーン化の進行を抑えることができ、エンジンの安定度の低下を防止でき、リーン運転領域での運転性を良好に保つことができる。
請求項(抜粋):
機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、機関の安定度を判定する機関安定度判定手段と、前記機関運転状態検出手段により検出された機関運転状態に基づいて判定された所定の希薄燃焼運転領域において理論空燃比よりも希薄な空燃比を目標空燃比として機関吸入混合気の空燃比を制御する希薄燃焼制御手段と、機関の燃料供給系内で発生した蒸発燃料を吸着する蒸発燃料吸着手段と、該蒸発燃料吸着手段により吸着した蒸発燃料を空気と共に機関の吸気系にパージするパージ手段と、前記パージ手段を介して機関の吸気系にパージされるパージガスを制御するパージ制御手段と、前記機関運転状態検出手段及び機関安定度判定手段夫々から出力される信号に基づいて、所定の希薄燃焼運転領域において判定された機関安定度に基づいてパージ制御手段を制御してパージガス量を制御する制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理制御装置。

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