特許
J-GLOBAL ID:200903076656401291

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-062243
公開番号(公開出願番号):特開2004-274885
出願日: 2003年03月07日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】2次側に定電流制御回路を設けることなく、定電流垂下特性を備えた、スイッチング電源装置を提供する。【解決手段】ドレインおよび補助巻線VCCからのレギュレータ2と、スイッチング素子1のドレイン電流検出回路6と、発振回路9と、2次側からの制御信号を検出して、ドレイン電流を制御するフィードバック信号制御回路11と、ドレイン電流の最大値を制御するクランプ回路12と、VCCの電圧に応じてクランプ回路12のクランプ電圧および発振回路9の発振周波数を変化させるクランプ電圧可変回路13と、クランプ電圧調整回路60を備えている。過負荷時に出力電圧が低下すると、クランプ電圧可変回路13により、発振周波数とスイッチング素子の最大電流値が小さくなるが、その変化率をクランプ電圧調整回路60によりスイッチング電源制御用半導体装置の外部から最適に調整する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
1次巻線と2次巻線と補助巻線とを有するトランスと、 前記1次巻線に供給される第1の直流電圧を、スイッチング制御端子へのスイッチング制御信号によりオンオフしてスイッチングするスイッチング素子と、 前記第1の直流電圧のスイッチングにより前記2次巻線に発生する2次側交流電圧を整流および平滑化して第2の直流電圧を出力電圧として生成する出力電圧生成回路と、 前記第2の直流電圧を安定化制御する出力電圧制御回路と、 前記スイッチング素子に対して、そのスイッチング制御端子へ前記スイッチング制御信号を供給して前記第1の直流電圧のスイッチングを制御する制御回路と、 前記出力電圧制御回路により安定化制御された電圧信号を、前記制御回路による前記第1の直流電圧のスイッチングを制御するための信号として前記制御回路に伝達する制御信号伝達回路と、 前記第1の直流電圧のスイッチングにより前記補助巻線に発生する補助側交流電圧を整流および平滑化して前記制御回路の補助電源電圧を生成する補助電源電圧生成回路とからなり、 前記制御回路に、 前記第1の直流電圧および前記補助電源電圧から前記制御回路で使用する各種電源電圧を生成するレギュレータと、 前記スイッチング制御信号を生成するための発振器と、 前記スイッチング素子を流れる電流を検出して素子電流検出信号として出力する電流検出回路と、 前記制御信号伝達回路からの制御信号をフィードバック信号として出力するフィードバック信号制御回路と、 前記素子電流検出信号と前記フィードバック信号とを比較し、その比較結果信号を出力する比較器と、 前記比較器からの比較結果信号に基づいて、前記スイッチング制御信号の電流量及び出力を制御するスイッチング信号制御回路と、 前記比較器による比較時の前記素子電流検出信号の最大値をクランプするクランプ回路と、 前記クランプ回路によるクランプ電圧を前記補助電源電圧の電圧値に応じて可変するとともに、そのクランプ電圧が一定値よりも低い場合には、前記発振器の発振周波数を低くするための発振周波数低下信号を前記発振器に供給するクランプ電圧可変回路と、 前記補助電源電圧の電圧値に応じて可変するクランプ電圧値の変化量を、スイッチング電源制御用半導体装置外で調整するためのクランプ電圧調整回路を備え、スイッチング素子を流れる電流を調整することで、出力電圧電流特性が、定電流垂下特性を達成するように構成したことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M3/28
FI (3件):
H02M3/28 C ,  H02M3/28 B ,  H02M3/28 X
Fターム (14件):
5H730AA20 ,  5H730BB43 ,  5H730DD04 ,  5H730DD23 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FF19 ,  5H730FG05 ,  5H730VV06 ,  5H730XX04 ,  5H730XX15 ,  5H730XX24 ,  5H730XX44 ,  5H730XX48

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