特許
J-GLOBAL ID:200903076659766860

分析用試料溶液調合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341533
公開番号(公開出願番号):特開平5-172710
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 液状の試料について、自動で且つ連続的に分液・濾過・希釈・補助剤添加・定容等の処理を行い、直接装置にセット可能な測定用の試料を調製する。【構成】 本装置は、試料をセットする試料ラックと、溶液調製のための処理を行う試料溶液採取装置、濾過装置(前・後部)、分液採取装置、濾過溶液採取装置、補助剤添加装置と、処理の終了した試料溶液を各測定装置専用の容器に分配し提供する試料溶液分配装置、第1・第2水平移動装置と、分配後の処理残液と容器を廃棄する廃棄装置からなる調製処理装置と、これら各処理工程をコントロールする制御用パソコンおよび制御盤からなる。【効果】 人手による試料の調製作業は、その方法が多岐にわたり繁雑且つ熟練を要する作業であったが、本発明により複数の試料を連続で能率良く処理し、人手の介入しない自動化を可能にした。
請求項(抜粋):
分析すべき試料溶液を収容した容器を、制御用パソコンに登録した順に載置する試料ラックに加温機構を設けた分析用試料溶液ラックと、該ラック上を走行する搬送フレームに洗浄可能な吸排機構の試料溶液採取ノズルを昇降自在に設けた分析用試料溶液採取装置と、該装置で採取した溶液を受納する容器を所定の位置に待機させる第1水平移動装置と、容器ストックを偏心カムの回転機構で溶液調合に必要な2個の容器を送出する中間処理容器供給装置と、濾過面の洗浄機構を持ち、かつ分析用試料濾過溶液を水平搬送装置上の中間処理容器に吐出して供給する前部濾過装置と、該濾過装置より得た濾過溶液から必要量を正確に分液採取する、分液部上を走行する搬送フレームに洗浄可能な吸排機構の試料溶液分液採取ノズルを昇降自在に設けた試料溶液分液採取装置と、調合の終了した試料を採取し、後部濾過装置の注入位置まで移動し吐出する、採取位置から注入位置まで走行する搬送フレームに洗浄可能な吸排機構の濾過溶液採取ノズルを昇降自在に設けた濾過溶液採取装置と、該濾過溶液採取装置により吐出された試料溶液を、濾過面の洗浄機構を持ち、かつ分析用試料濾過溶液を水平搬送装置上の中間処理容器に吐出して供給する後部濾過装置と、調合及び濾過の終了した試料溶液を分配するため、分配位置から第2水平移動装置に分配のため採取した試料溶液を受納する容器を待機させている所定の位置まで走行する搬送フレームに洗浄可能な吸排機構の試料溶液分配ノズルを昇降自在に設けた試料溶液分配装置と、該装置で採取した分配用試料溶液を受納する容器を所定の位置に待機させる第2水平移動装置と、吸排機構の廃液ノズルを昇降自在に設けた廃液吸収アームと、処理に用いた容器を廃棄する、水平方向にスライド可能な台を設けた廃棄装置と、分析用試料を調製のため収納しておく2個の容器を各処理装置に搬送するため、容器を保持しつつ移動する水平搬送装置からなる事を特徴とする分析用試料溶液調合装置。
IPC (4件):
G01N 1/10 ,  G01N 1/28 ,  G01N 35/02 ,  G01N 35/04

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