特許
J-GLOBAL ID:200903076666695765

IMCコントローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078644
公開番号(公開出願番号):特開平6-266411
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 制御対象プロセスによって異なるフィルタ部の調整を不要にする。【構成】 内部モデル記憶部6aには制御対象プロセスを数式表現した内部モデルのパラメータが記憶されている。時定数変更処理部9にて内部モデル記憶部6aから出力された内部モデルのむだ時間に基づいて第1の時定数及び第2の時定数が演算される。第1の時定数で目標値フィルタ部2の特性が決定され、第2の時定数で操作量演算部4内部の目標値・外乱フィルタ部の特性が決定されることによりフィルタ部の調整を不要にする。
請求項(抜粋):
制御の目標値から制御対象プロセスに出力する操作量を演算し、制御対象プロセスを数式表現した内部モデルにて制御結果である制御対象プロセスの制御量に相当する参照制御量を演算し、制御量と参照制御量との差をフィードバックすることにより制御を行うIMCコントローラにおいて、入力された目標値を第1の時定数によって決定される特性で出力する目標値フィルタ部と、前記目標値フィルタ部の出力からフィードバック量を減算する第1の減算処理部と、前記第1の減算処理部の出力を第2の時定数によって決定される特性で出力する目標値・外乱フィルタ部と、内部モデルのパラメータに基づいて前記目標値・外乱フィルタ部の出力から操作量を演算する操作部とからなる操作量演算部と、前記内部モデルのパラメータを記憶する内部モデル記憶部と、前記内部モデルのパラメータに基づいて前記操作量演算部から出力された操作量から参照制御量を演算する内部モデル出力演算部と、制御対象プロセスの制御量から前記内部モデル出力演算部から出力された参照制御量を減算して前記フィードバック量を出力する第2の減算処理部と、前記内部モデル記憶部から出力された内部モデルのむだ時間に基づいて前記第1の時定数及び第2の時定数を演算して出力する時定数変更処理部とを有することを特徴とするIMCコントローラ。
IPC (2件):
G05B 13/04 ,  G05B 13/02

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