特許
J-GLOBAL ID:200903076668215078

結束機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110519
公開番号(公開出願番号):特開平9-272503
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 被結束物品を好適に結束保持すると共に結束作業に係るコスト低減を図る。【解決手段】 被結束物品8の挿通を許容する挿通口22aを備えた基板22に、4基の爪駆動機構30が配設される。ゴムバンド20を引掛け得る先端32aを備えた係止爪32は、基板22に枢着した回動板34に固着され、エアーシリンダ36の同期的な駆動下に相互に近接・離間する。各エアーシリンダ36は、係止爪32を離間方向に駆動する駆動力を解除するよう制御し得る。各係止爪32を離間移動させて拡開変形したゴムバンド20の内側に被結束物品8を挿通し、駆動力を解除してゴムバンド20の収縮弾力で先端部32aを被結束物品8の側面中央に当接させ、その状態で被結束物品8を長手方向へ移動させれば、ゴムバンド20は先端部32aから抜出されて該被結束物品8に装着される。
請求項(抜粋):
複数本の長尺部材(7)を束ねて被結束物品(8)とし、該被結束物品(8)の外周より小さい内周を有するゴムバンド(20)を外側から装着することにより、該ゴムバンド(20)の収縮弾力で該被結束物品(8)を結束するようにした結束機において、前記被結束物品(8)の挿通を許容する挿通口(22a)を備えた基板(22)と、前記挿通口(22a)を挟んで略対向的に前記基板(22)に配設されて相互に近接離間可能で、その先端に前記ゴムバンド(20)を引掛け得る先端部(32a,32a)を備えた複数個の係止爪(32,32)と、前記基板(22)に関して配設され、前記係止爪(32,32)を相互に近接または離間移動させると共に、該係止爪(32,32)を離間方向に駆動している駆動力を所要のタイミング信号で解除させ得る駆動手段(36)と、前記挿通口(22a)に被結束物品(8)が挿通された所要状態を検出して、前記タイミング信号を発する検出手段(58)とからなり、前記駆動手段(36)を一方向へ付勢して前記係止爪(32,32)を相互に近接させた状態で、その先端部(32a,32a)に前記ゴムバンド(20)を引掛け、次いで前記駆動手段(36)を逆方向へ付勢して前記係止爪(32,32)を相互に離間させることにより、前記ゴムバンド(20)を半径方向外方へ拡開変形させ、この拡開変形させたゴムバンド(20)の内側に前記被結束物品(8)を挿通した後に、前記検出手段(58)が該被結束物品(8)の所要状態を検出して前記タイミング信号を発することにより、前記駆動手段(36)における係止爪(32,32)を離間方向に駆動している駆動力を解除し、前記ゴムバンド(20)の収縮弾力によって前記係止爪(32,32)の先端部(32a,32a)を被結束物品(8)の側面(8c)に当接させた後に、該被結束物品(8)を長手方向へ移動させることにより、該ゴムバンド(20)を前記先端部(32a,32a)から抜出させて被結束物品(8)に弾力的に収縮装着するよう構成したことを特徴とする結束機。
IPC (2件):
B65B 13/02 ,  B65B 27/10
FI (2件):
B65B 13/02 ,  B65B 27/10 Z

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