特許
J-GLOBAL ID:200903076669551381

繊維材料から成る円筒体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307360
公開番号(公開出願番号):特開平8-209600
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】繊維材料から成る板材の両側縁を接合して形成される円筒体において、該板材から円筒体を形成する際に亀裂等の不都合を生じるのを防止することができる円筒体と、それを均一な肉厚で製造することができる円筒体の製造方法とを提供する。【解決手段】三つの断面円弧状の湾曲部3,4,5を幅方向に並列させて連設した形の繊維材料から成る板材2を、湾曲部3,4の間及び湾曲部4,5の間の折り目部6,7の位置で湾曲方向に折り返しつつ、該板材2の両側縁を接合して円筒体を形成する。板材2は、下型12及び上型13の間で、繊維材料を分散させた懸濁液から水分を除去しつつ加圧することにより一体成形する。板材2の中央の湾曲部4に対応する下型12の凸条湾曲成形面16は、その円弧長を短くして略平坦になるようにする。
請求項(抜粋):
繊維材料から成る板材の両側縁を接合して形成される円筒体において、前記板材は前記円筒体の周長方向となる幅方向に間隔を存して設けた複数の折り目部と、該折り目部を介して幅方向に並列して連設された少なくとも三つの断面円弧状の湾曲部とにより構成され、該板材を前記各折り目部で各湾曲部の湾曲方向に折り返しつつ該板材の両側縁を接合してなることを特徴とする繊維材料から成る円筒体。

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