特許
J-GLOBAL ID:200903076670884521

ヘリコプターのアクティブノイズコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-304165
公開番号(公開出願番号):特開平7-160273
出願日: 1993年12月03日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 地上に消音効果検出用のマイクを配置することなく、ヘリコプターから地上に届く騒音を機体近傍で効率良く消音することである。【構成】 機体から延出された伸縮自在のプローブにマイク群が装着され、相殺音信号を合成してスピーカー群からメインローター又はテールローターの騒音の相殺音を出力させ、さらに、マイク群により騒音の低減状態を誤差信号として検出し、この誤差信号が最小になるように騒音の低減状態を最適に制御し、しかも、飛行状態に応じた騒音の種類に対応してマイク群を選択し、この騒音の種類に応じて消音を図る。
請求項(抜粋):
ヘリコプターのメイン・ローターから発生する騒音を機体近傍で低減するように適応制御するヘリコプターのアクティブノイズコントロール装置であって、メイン・ローターの騒音に相関する波形信号をプライマリソースとして検出する第1のセンサーと、機体の周囲の下部から外下方に向けて伸縮自在に伸びるプローブに装着された第1のマイク群と、この第1のマイク群の夫々のマイクに対応して機体に取付けられた第1のスピーカー群と、機体の側面に設けられた第2のマイク群と、この第2のマイク群の夫々のマイクに対応して機体に取付けられた第2のスピーカー群と、第1のセンサーからのプライマリソースに基づいて騒音に対する相殺音信号を合成して第1又は第2のスピーカー群の夫々のスピーカーから騒音の相殺音を出力させ、さらに、第1又は第2のマイク群の夫々のマイクにより騒音の低減状態を誤差信号として検出し、この誤差信号が所定のアルゴリズムに基づいて最小になるように騒音の低減状態を最適に制御する第1の適応制御手段と、飛行状態に応じて第1のマイク群のプローブを伸縮すると共に、第1のマイク群及び第2のマイク群のいずれかを選択して、選択したマイク群から第1の適応制御手段に信号を送信する第1のセレクターと、を具備することを特徴とするヘリコプターのアクティブノイズコントロール装置。
IPC (6件):
G10K 11/178 ,  B64D 33/00 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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