特許
J-GLOBAL ID:200903076673667734

可逆式圧延機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374474
公開番号(公開出願番号):特開2001-191103
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】可逆式圧延機の圧延制御をする際、パススケジュール計算の計算負荷を軽減し、制御用計算機を有効利用を図るとともに、形状調整パスでの圧延条件を算出する際の高精度の急峻度計算モデルによって形状制御精度を向上させる制御方法を提供する。【解決手段】圧延制御のパススケジュール計算に際し、急峻度予測値をワークロール半径、板幅、出側板厚、入側板厚、圧延温度の関係式で表し、各パスの平坦度制約内で目標急峻度を設定し、目標板厚を出側板厚とする最終パスから前方側のパスに向かって順次急峻度計算式を用いて各パスの圧延条件を計算し、圧延条件が予め与えられた圧延機の許容値を超える場合には、当該パスの圧延条件を許容値内になるよう再計算し、入側板厚が圧延開始厚より厚くなったときに、入側板厚および開始板厚の差の応じて、前記再計算したパスの圧延条件を調整する。
請求項(抜粋):
可逆式圧延機による金属板材の圧延制御におけるパススケジュール計算をする際、急峻度λと板クラウン比率変化Δγとの関係を下記の(1) 、(20)および(30)式で表すことによって、急峻度λの計算式を予め作成しておき、各パスで許容される平坦度制約内で目標急峻度を設定し、目標板厚を出側板厚とする最終パスから前方側のパスに向かって順次前記急峻度計算式を用いて各パスの圧延条件を計算し、前記圧延条件が予め与えられた圧延機の許容値を超える場合には、当該パスの圧延条件を許容値内に納めるべく再計算し、当該パスの入側板厚が圧延開始厚より厚くなったときに、入側板厚および開始板厚の差を吸収すべく、前記再計算したパスの圧延条件を調整することを特徴とする可逆式圧延機の制御方法。λ=sign(Δγ)a√|Δγ| (1)a=E(X) (20)X=F(R,B,HI,HO,T) (30)Δγ=(CO/HO)-(CI/HI) (4)ここで、sign()は符号を付け替える関数で、Δγ<0の時、sign(Δγ)=-1、Δγ>0の時、sign(Δγ)=+1、であり、Rはワークロール半径、Bは板幅、HOは出側板厚、HIは入側板厚、COは出側板クラウン、CIは入側板クラウン、Tは圧延温度である。
IPC (2件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBH
FI (2件):
B21B 37/00 111 B ,  B21B 37/00 BBH
Fターム (5件):
4E024AA03 ,  4E024AA07 ,  4E024BB07 ,  4E024DD19 ,  4E024EE02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 厚板圧延方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-011371   出願人:新日本製鐵株式会社
  • リバ-ス圧延スケジュ-ル決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-300144   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭61-042409
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 厚板圧延方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-011371   出願人:新日本製鐵株式会社
  • リバ-ス圧延スケジュ-ル決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-300144   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭61-042409
全件表示

前のページに戻る