特許
J-GLOBAL ID:200903076690466793
防火用障子のガラス板取付け構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325984
公開番号(公開出願番号):特開平9-165975
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 一方の空間と他方の空間との間で、炎、煙および熱気が侵入することを確実に防ぐことができる防火用障子を提供する。【解決手段】 障子框21の2つの側壁26,27に挟まれた凹溝29内にガラス22の周縁部30が嵌まり込んでいる。このガラス22の周縁部30には、一方の表面47から端面39を経て他方の表面48にわたって連続して、耐火材40が貼着されて固着されている。ガラス22は、各側壁26,27との隙間31,32に充填されるシール材33,34によって挟持されて、障子框21に保持されている。耐火材40は障子框21との間に間隔をあけて配置され、各シール材33,34は耐火材40の両端部をガラス22との間で挟持している。この耐火材40は、火災発生時にその火災の熱によって発泡して膨張し、ガラス22の周縁部30とともに嵌まり込んだ状態で凹溝29の残余の空間を塞ぐ。
請求項(抜粋):
障子框の2つの側壁に挟まれた凹溝内にガラスの周縁部が嵌まり込み、前記2つの側壁と前記ガラスとの間にそれぞれ形成される隙間にシール材を充填して、各シール材によって前記ガラスを挟持する障子において、前記ガラスの周縁部には、一方の表面から他方の表面にわたって連続して耐火材が貼着され、耐火材は、ガラスの周縁部とともに前記凹溝内に前記側壁と間隔をあけて嵌まり込み、かつ凹溝内にガラスの周縁部とともに嵌まり込んだ状態で凹溝内の残余の空間を充たす膨張量に所定温度以上で膨張する断熱性材料から成ることを特徴とする防火用障子のガラス板取付け構造。
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