特許
J-GLOBAL ID:200903076695750325
細胞接着阻害薬としての複素環アミド化合物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-500934
公開番号(公開出願番号):特表2002-512625
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】式(I)の化合物は、VLA-4および/またはα4β7の拮抗薬であって、それ自体、細胞接着および細胞接着が介在する病気の抑制または予防において有用である。該化合物は、医薬組成物に製剤することができ、喘息、アレルギー類、炎症、多発性硬化症ならびに他の炎症障害および自己免疫障害の治療での使用に好適である。
請求項(抜粋):
哺乳動物での細胞接着が介在する疾患、障害、状態または症状の処置方法において、該哺乳動物に対して、有効量の下記式Iの化合物または該化合物の医薬的に許容される塩を投与する段階を有することを特徴とする方法。 [式中、 R1は、 1)C1-10アルキル、 2)C2-10アルケニル、 3)C2-10アルキニル、 4)Cy、 5)Cy-C1-10アルキル、 6)Cy-C2-10アルケニル、 7)Cy-C2-10アルキニルであり; 上記においてアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、Raから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;Cyは、Rbから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; R2は、 1)水素、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)アリール、 6)アリール-C1-10アルキル、 7)ヘテロアリール、 8)ヘテロアリール-C1-10アルキルであり; 上記において、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、Raから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;アリールおよびヘテロアリールは、Rbから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; R3は、 1)水素、 2)C1-10アルキル、 2)Cyまたは 3)Cy-C1-10アルキルであり; 上記においてアルキルは、Raから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;Cyは、Rbから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; R4は、 1)水素、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)Cy、 6)Cy-C1-10アルキル、 7)Cy-C2-10アルケニル、 8)Cy-C2-10アルキニルであり; 上記においてアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、Rxから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;Cyは、Ryから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良いか;あるいは R3、R4およびそれらが結合している原子とが一体となって、N、OおよびSから選択される0〜2個の別のヘテロ原子を含む単環式環または二環式環を形成しており; R5は、 1)水素、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)アリール、 6)アリール-C1-10アルキル、 7)ヘテロアリール、 8)ヘテロアリール-C1-10アルキルであり; 上記においてアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、Rxから選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;アリールおよびヘテロアリールは、Ryから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良いか;あるいは R4、R5およびそれらが結合している炭素とが一体となって、N、OおよびSから選択される0〜2個の別の原子を含む3〜7員の単環式環または二環式環を形成しており; R6、R7およびR8はそれぞれ独立に、 1)Rdから選択される基;および 2)Rxから選択される基からなる群から選択されるか;あるいは R6、R7およびR8のうちの2個とその両方が結合している原子、あるいはR6、R7およびR8のうちの2個とそれらが結合している2個の隣接する原子とが一体となって、N、OまたはSから選択される0〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の飽和もしくは不飽和の単環式環を形成しており; Raは、 1)Cyまたは 2)Rxから選択される基であり;Cyは、Rcから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; Rbは、 1)Raから選択される基、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)アリールC1-10アルキル、 6)ヘテロアリールC1-10アルキルであり; 上記において、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールは、Rcから独立に選択される基で置換されていても良く; Rcは、 1)ハロゲン、 2)NO2、 3)C(O)ORf、 4)C1-4アルキル、 5)C1-4アルコキシ、 6)アリール、 7)アリールC1-4アルキル、 8)アリールオキシ、 9)ヘテロアリール、 10)NRfRg、 11)NRfC(O)Rg、 12)NRfC(O)NRfRgまたは 13)CNであり; RdおよびReは、水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、CyおよびCyC1-10アルキルから独立に選択され;上記において、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびCyは、Rcから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良いか;あるいは RdおよびReがそれらの結合している原子と一体となって、酸素、硫黄および窒素から独立に選択される0〜2個の別のヘテロ原子を含む5〜7員の複素環を形成しており; RfおよびRgは、水素、C1-10アルキル、CyおよびCyC1-10アルキルから独立に選択され;上記においてCyは、C1-10アルキルで置換されていても良いか;あるいは RfおよびRgがそれらの結合している炭素と一体となって、酸素、硫黄および窒素から独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を含む5〜7員の環を形成しており; Rhは、 1)水素、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)シアノ、 6)アリール、 7)アリールC1-10アルキル、 8)ヘテロアリール、 9)ヘテロアリールC1-10アルキルまたは 10)-SO2Riであり; 上記においてアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、Raから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;アリールおよびヘテロアリールはそれぞれ、Rbから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; Riは、 1)C1-10アルキル、 2)C2-10アルケニル、 3)C2-10アルキニルまたは 4)アリールであり; 上記において、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびアリールはそれぞれ、Rcから独立に選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く; Rxは、 1)-ORd、 2)-NO2、 3)ハロゲン、 4)-S(O)mRd、 5)-SRd、 6)-S(O)2ORd、 7)-S(O)mNRdRe、 8)-NRdRe、 9)-O(CRfRg)nNRdRe、 10)-C(O)Rd、 11)-CO2Rd、 12)-CO2(CRfRg)nCONRdRe、 13)-OC(O)Rd、 14)-CN、 15)-C(O)NRdRe、 16)-NRdC(O)Re、 17)-OC(O)NRdRe、 18)-NRdC(O)ORe、 19)-NRdC(O)NRdRe、 20)-CRd(N-ORe)、 21)-CF3、 22)オキソ、 23)NRdC(O)NRdSO2R1、 24)NRdS(O)mRe、 25)-OS(O)2ORdまたは 26)-OP(O)(ORd)2であり; Ryは、 1)Rxから選択される基、 2)C1-10アルキル、 3)C2-10アルケニル、 4)C2-10アルキニル、 5)アリールC1-10アルキル、 6)ヘテロアリールC1-10アルキル 7)シクロアルキル、 8)複素環であり; 上記において、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびアリールはそれぞれ、Rxから独立に選択される1〜4個の基で置換されていても良く; Cyは、シクロアルキル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり; mは1〜2の整数であり; nは1〜10の整数であり; Xは、 1)-C(O)ORd、 2)-P(O)(ORd)(ORe)、 3)-P(O)(Rd)(ORe)、 4)-S(O)mORd、 5)-C(O)NRdRhまたは 6)-5-テトラゾリルであり; Yは、 1)-C(O)-、 2)-O-C(O)-、 3)-NRe-C(O)-、 4)-S(O)2-、 5)-P(O)(OR4)または 6)C(O)C(O)であり; ZおよびAは独立に、-C-および-C-C-から選択され; Bは、 1)結合、 2)-C-、 3)-C-C-、 4)-C=C-、 5)窒素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子、 6)-S(O)m-からなる群から選択される。]
IPC (7件):
A61K 38/00
, A61P 1/04
, A61P 9/10 101
, A61P 11/06
, A61P 25/00
, A61P 37/08
, A61P 43/00 111
FI (7件):
A61P 1/04
, A61P 9/10 101
, A61P 11/06
, A61P 25/00
, A61P 37/08
, A61P 43/00 111
, A61K 37/02
引用特許:
引用文献:
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