特許
J-GLOBAL ID:200903076700176993

3次元カム用バルブリフタの回り止め機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262855
公開番号(公開出願番号):特開2000-097004
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関に用いられるバルブリフタにおいて、その外周面やリフタボアの内周面の真円度を悪化させることがない回り止め機構の提供。【解決手段】 バルブリフタ19の内周面19cには突起状係合部19dが形成されている。この突起状係合部19dにガイド部材9aの切欠き9hが係合されるのでバルブリフタ19はリフタボア9b内で回転せずに軸方向に移動可能となる。したがってバルブリフタ19の外周面19aは滑らかな円筒状に形成すればよく突起や溝は形成する必要がないので、バルブリフタ19の真円度が悪化することがない。リフタボア9bの内周面にも溝を形成する必要もないので、リフタボア9bの内周面の真円度も悪化することはない。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに設けられた円筒状のリフタボア内に収納されて、回転軸方向にプロフィールが異なる3次元カムのカム面に対して揺動フォロアを介して接触することにより内燃機関の回転に応じて変化する前記3次元カムのリフト量をバルブ開度に反映させる円筒状のバルブリフタに対して用いられる回り止め機構であって、前記バルブリフタの内周面に設けられた、突起状または前記内周面の軸方向に沿って設けられた溝状の係合部と、前記シリンダヘッド側に設けられ、前記バルブリフタの内周面に設けられた前記係合部に対して係合することで、前記バルブリフタが前記リフタボアの軸方向へ移動することは許すが該軸回りの回転は許さないガイド部材と、を備えたことを特徴とする3次元カム用バルブリフタの回り止め機構。
IPC (3件):
F01L 1/14 ,  F01L 13/00 301 ,  F02B 77/00
FI (4件):
F01L 1/14 Z ,  F01L 1/14 G ,  F01L 13/00 301 C ,  F02B 77/00 N

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