特許

J-GLOBAL ID：200903076701868554

フェニルビシクロヘキサン誘導体

発明者： 小川 真治 ,  竹原 貞夫 ,  高津 晴義
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-074984
公開番号（公開出願番号）：特開平7-278030
出願日： 1994年04月13日
公開日（公表日）： 1995年10月24日
要約：

【要約】【構成】 一般式(I)【化1】(R:C1〜12のアルキル、Y1、Y2:H又はF、Z:F、CF3、OCF3、OCF2H)で表わされる化合物及びこれを含有する液晶組成物。【効果】 この化合物は、4環化合物としては屈折率異方性が小さく、シアノ基などの強い極性基も含まない。また、現在汎用されている母体液晶との相溶性に優れ、少量添加により、組成物のしきい値電圧をあまり上昇させずに、ネマチック相上限温度を高温域に大きく上昇させることが可能であり、比抵抗、電圧保持率の高い液晶組成物を容易に調製できる。従って、液晶相の上限温度が高く、低電圧駆動が要求される各種液晶表示素子、特にアクティブマトリックス駆動用の液晶材料として有用である。

請求項（抜粋）：

一般式(I)【化1】(式中、Rは炭素原子数1〜12のアルキル基を表わし、Y1及びY2はそれぞれ独立的に、水素原子又はフッ素原子を表わし、Zはフッ素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はジフルオロメトキシ基を表わし、シクロヘキサン環はトランス配置を表わす。)で表わされる化合物。

IPC (5件)：

C07C 25/18 ,  C07C 22/08 ,  C07C 43/225 ,  C09K 19/30 ,  G02F 1/13 500