特許

J-GLOBAL ID：200903076703445561

複合不織布の製造方法および製造装置

発明者： 石田 大 ,  太田 利男 ,  加藤 忠義
出願人/特許権者： 日本石油化学株式会社
代理人 (1件)： 金田 暢之 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-371500
公開番号（公開出願番号）：特開2001-181955
出願日： 1999年12月27日
公開日（公表日）： 2001年07月03日
要約：

【要約】【課題】 一方向には大きな伸縮性を有して他の方向には剛性を有する、不織布とエラストマーとの複合不織布を簡便かつ効率よく製造することを可能にする。【解決手段】 ウェブ7の長さ方向に搬送されてきたウェブ7をその幅方向に湾曲させて半筒状に保持するための半筒状のフォーミング部6の凹部側上方に、フォーミング部6の中心軸を中心に回動可能に支持された首振りダイス3を配置する。ウェブ7は、複数のフィラメントがウェブ7の長さ方向とほぼ平行な方向に配列されてなるものであり、ウェブガイド6上で半筒状に湾曲しているウェブ7に向けて首振りダイス3のノズルから溶融状態のエラストマー9を押し出しつつ、首振りダイス3を回動させて首振りダイス3のノズルを揺動させる。これにより、ウェブ7のフィラメントの配列方向とほぼ交差する方向に延びる弾性体ストランド10がウェブ7上に積層されてなる複合不織布8が作製される。

請求項（抜粋）：

フィラメントがほぼ一方向に配列されて構成された前記一方向に剛性を有する不織布上に、前記フィラメントの配列方向と交差する方向に延びる弾性体のストランドが積層されてなる複合不織布の製造方法であって、前記不織布の前記フィラメントの配列方向と交差する方向に前記不織布を湾曲させることにより、前記フィラメントの配列方向と略直交する方向の断面形状が円弧状となるように前記不織布を半筒状にした状態で、前記不織布を前記フィラメントの配列方向と略平行な方向に搬送する工程と、前記フィラメントの配列方向と略平行な方向に移動する半筒状の前記不織布の凹部側に配置されたノズル部から、可塑化された前記弾性体の材料を前記不織布に向けて押し出すことにより前記弾性体のストランドを紡糸しつつ、半筒状の前記不織布の中心軸をほぼ中心にして前記ノズル部を揺動させる工程とを有する複合不織布の製造方法。

IPC (5件)：

D04H 3/04 ,  D04H 3/07 ,  D04H 3/16 ,  A61F 5/02 ,  A61F 5/44

FI (5件)：

D04H 3/04 Z ,  D04H 3/07 A ,  D04H 3/16 ,  A61F 5/02 A ,  A61F 5/44 H

Fターム (24件)：

4C098AA01 ,  4C098AA09 ,  4C098BB20 ,  4C098BC03 ,  4C098CC14 ,  4C098DD10 ,  4L047AA14 ,  4L047AA21 ,  4L047AA25 ,  4L047AB03 ,  4L047BA08 ,  4L047BD02 ,  4L047CA03 ,  4L047CA05 ,  4L047CA16 ,  4L047CA19 ,  4L047CB01 ,  4L047CC01 ,  4L047CC02 ,  4L047CC03 ,  4L047CC04 ,  4L047CC05 ,  4L047EA05 ,  4L047EA22