特許
J-GLOBAL ID:200903076704604221
促進酸化水処理方法における過酸化水素注入制御方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山口 巖
, 駒田 喜英
, 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-102864
公開番号(公開出願番号):特開2006-281061
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 被処理水の水質によってオゾン注入量が大幅に変動しても、適切なタイミングで過酸化水素の適正注入制御が可能な促進酸化水処理における過酸化水素注入制御方法および装置を提供する。【解決手段】 促進酸化処理工程での過酸化水素の注入量は、オゾン注入量に対する所定比率とし、過酸化水素の注入は過酸化水素を水で希釈した過酸化水素水により行い、その際、被処理水のTOCもしくは紫外部吸光度の少なくともいずれかの計測値に基づいて、過酸化水素水の必要注入量を予測し、これに基づき前記希釈倍率を少なくとも1回変更し、その変更はTOCもしくは紫外部吸光度の測定値が大(または小)のとき、希釈倍率を小(または大)とし、オゾン注入量に対して予め定めた比率の過酸化水素注入量になるように、過酸化水素水の希釈濃度に基づき促進酸化処理工程に添加する量を制御する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被処理水に対して、オゾン接触槽においてオゾンガスと接触・混合してオゾン処理を行った後、促進酸化処理槽においてオゾンガスおよび過酸化水素を混合・注入して促進酸化処理を行う促進酸化水処理方法における過酸化水素の注入制御方法において、前記促進酸化処理工程における過酸化水素の注入量は、促進酸化処理工程におけるオゾン注入量に対して予め定めた比率とし、かつ過酸化水素の注入は、過酸化水素を水で希釈した過酸化水素水により行い、その際、被処理水の全有機炭素(TOC)もしくは紫外部吸光度の少なくともいずれかを計測し、この計測値に基づいて、過酸化水素水の必要注入量を予測し、その予測に基づいて前記過酸化水素の水による希釈倍率を少なくとも1回変更することとし、その変更は、前記TOCもしくは紫外部吸光度の測定値が大(または小)のとき、前記希釈倍率を小(または大)とし、前記促進酸化処理工程におけるオゾン注入量に対して予め定めた比率の過酸化水素注入量になるように、前記過酸化水素水の希釈濃度に基づき前記促進酸化処理工程において添加する量を制御することを特徴とする促進酸化水処理方法における過酸化水素注入制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
4D050AA01
, 4D050AA04
, 4D050AA12
, 4D050AB03
, 4D050AB04
, 4D050AB06
, 4D050AB07
, 4D050AB11
, 4D050AB31
, 4D050BB02
, 4D050BB09
, 4D050BD02
, 4D050BD03
, 4D050BD04
, 4D050BD06
, 4D050BD08
, 4D050CA17
引用特許:
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