特許
J-GLOBAL ID:200903076708407749
触媒機能性を有するナノ細孔セラミック
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-524611
公開番号(公開出願番号):特表2000-502657
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】本発明は、表面積が70m2/gより大きい、好ましくは100m2/gより大きい触媒金属含有非晶質ナノ細孔セラミック材料であって、連続気孔のミクロ細孔気泡構造を高含有量で有することを特徴とし、ミクロ細孔の平均幅(直径)が20オングストロームより小さく、該ミクロ細孔構造のセラミック重量基準の体積が約0.03cm3/gより大きく、好ましくは0.05cm3/gより大きいセラミック材料を提供する。また本発明は、セラミック前駆体と、希土類金属をはじめとして周期律表のIB族、II族、III族、IV族、V族、VIB族、VIIA族又はVIII族の金属を含有する有機金属化合物を約0.5〜最大約65重量%との混合物を含むプレセラミック複合中間組成物を提供する。このプレセラミック複合中間組成物は、最高約1100°C未満の温度でアンモニア雰囲気下又は不活性雰囲気下で熱分解すると本発明のナノ細孔触媒セラミックを生成する。更に、最高約1100°C未満の温度まで温度をコントロールしながら加熱してセラミック中間体を熱分解し、触媒及び膜分離工程において有用なナノ細孔セラミック生成物を形成することから成る本発明のナノ細孔セラミックの調製方法を提供する。
請求項(抜粋):
a.数平均分子量が約200〜約100,000g/モルの範囲にあるセラミック前駆体オリゴマー又はポリマーと、希土類金属を含め周期律表のIB族、II族、III 族、IV族、V族、VIB族、VIIA族又はVIII族の金属を含有する有機金属化合物を約0.5〜約65重量%とから成る緊密混合物を形成することと、 b.アンモニア又は不活性ガスの存在下で、約300°Cから1100°C未満までの範囲の最高温度まで、その間の中間温度で保温時間をもつ任意の連続段階をもたせ、加熱時間と保温時間の合計時間を約3〜約50時間にして、前記混合物を徐々に加熱してミクロ細孔セラミック生成物を生成することと、 c.前記ナノ細孔セラミック生成物を冷却することと、から成る、触媒特性を有するとともに、表面積が70m2/gより大きく、且つ平均粒径が20オングストロームより小さい連続気孔のミクロ細孔の体積が0.03cm3/gより大きい、ナノ細孔セラミック生成物を製造する方法。
IPC (2件):
C04B 38/00 304
, B01J 35/10 301
FI (2件):
C04B 38/00 304 B
, B01J 35/10 301 H
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