特許
J-GLOBAL ID:200903076709000715

無機物質を溶融ないし精製するためのスカル坩堝

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-518366
公開番号(公開出願番号):特表2003-507311
出願日: 2000年08月16日
公開日(公表日): 2003年02月25日
要約:
【要約】坩堝壁1と、底部3と、坩堝壁1を囲むとともに高周波エネルギーを坩堝内容物中へ伝達させることができるように用いられる誘導コイル9とを有するスカル坩堝を提供する。坩堝壁1は、冷却媒体に接続可能とされた複数の金属製パイプ1.1からなるリングから構成されている。隣接する金属製パイプ1.1の間には、細長い隙間がスリットとして形成されている。金属製パイプ1.1は、その上端部で直角に曲折され、これにより、坩堝壁1の上面視において金属製パイプ1.1が外側に延出し、カラー2が形成されている。カラー2は、付け加えられた壁(上部壁4)によって囲まれている。その壁の上端は、稼動中に溶融物がカラー2を覆うように、カラー2よりも高いレベルに位置している。
請求項(抜粋):
坩堝内壁(1)と、 坩堝底部と、 誘導コイル(3)とを有して成り、該誘導(3)コイルは、前記坩堝内壁(1)の周りに設けられるとともに、前記誘導コイルにより高周波エネルギーが坩堝の内容物に伝達可能とされ、 前記坩堝内壁は、冷却媒体に接続可能とされた複数の金属製パイプ(1.1)からなるリングから構成され、互いに隣接するこれらの金属製パイプ(1.1)の間には、細長い隙間が形成されていて、 これらの金属製パイプ(1.1)は、前記坩堝内壁(1)の上面視においてこれら金属製パイプ(1.1)が外側に延出してカラー(2)を形成するように、その上端部で直角に曲折され、 前記カラー(2)は、付加的な内壁(4)(上側の内壁)に囲まれていて、該内壁(4)の上端は、前記カラー(2)の高さより上方に位置し、前記カラー(2)が稼動中に溶融物により覆われるように構成されていることを特徴とするガラスの溶融ないし精製のためのスカル坩堝。

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