特許
J-GLOBAL ID:200903076713752047

二成分系現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212201
公開番号(公開出願番号):特開平8-076478
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 トナー粒子は定着用樹脂、磁性粉末およびポリエステル系樹脂を含有し、定着用樹脂はアニオン性極性基を有する樹脂を含む組成物でなり、かつ所定の酸価を有す。キャリアの粒子は熱可塑性樹脂およびその樹脂中に分散された高抵抗磁性粉末を含有し、所定の粒径を有する。熱可塑性樹脂はカチオン性極性基を有する樹脂を含む樹脂組成物でなる。【効果】 帯電制御剤を全く含有しない二成分系現像剤であるが、トナーおよびキャリアの帯電性は充分であり、スペントが発生せず、トナー飛散がない。現像剤の混合・攪拌に要する力が少なく、磁気ブラシの搬送性にも優れ、感光体に対する摺擦性も緩和される。凝集や感光体表面への付着も少なく、転写効率が充分であり、熱定着性に優れ、必要な濃度の複写画像が長時間、安定して得られ、転写像の定着性にも優れる。
請求項(抜粋):
トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤であって、該トナーが、トナー粒子を含み、該トナー粒子が、定着用樹脂、および該樹脂中に分散された磁性粉末およびポリエステル系樹脂を含有し、該定着用樹脂が、アニオン性極性基を有する樹脂を含む組成物でなり、該定着用樹脂の酸価が4から20であり、該磁性粉末が、該定着用樹脂100重量部に対して0.1から5重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該ポリエステル系樹脂の重量平均分子量が500から10000であり、該ポリエステル系樹脂が、該定着用樹脂100重量部に対して0.5から20重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該キャリアの粒子が、熱可塑性樹脂および該熱可塑性樹脂中に分散された高抵抗磁性粉末を含有し、その体積基準平均粒径が50から150μmであり、該熱可塑性樹脂が、カチオン性極性基を有する樹脂を含む樹脂組成物でなり、そして、該高抵抗磁性粉末が、1×105Ω・cm以上の固有抵抗を有し、該キャリアの粒子中に60から90重量%の割合で含有される、二成分系現像剤。
IPC (4件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/083 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/107
FI (7件):
G03G 9/08 321 ,  G03G 9/08 301 ,  G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 372 ,  G03G 9/08 374 ,  G03G 9/10 331

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