特許
J-GLOBAL ID:200903076715551227

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102311
公開番号(公開出願番号):特開平5-270381
出願日: 1992年03月28日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 少くとも液圧ポンプによるトラクション制御機能を有するブレーキ液圧制御装置において、小型で、良好な応答性を確保し得るようにする。【構成】 ブレーキ非作動時には第1の開閉弁(70)及び第2の開閉弁(71,72)は共に開状態にある。車両の急発進時あるいは急加速時に駆動輪に過回転が生ずると、切替弁(61,62)を閉成し、液圧ポンプ21,22を駆動し、駆動輪の回転状態に応じて各々の液圧制御弁を制御する。左右の駆動輪DL,DRの加速スリップ状態が異なり、例えば両者の車輪速度差が所定値以上となったときには、低速回転側の液圧制御弁を閉状態とする。これにより、高速回転側のホイールシリンダに対し二つの液圧ポンプ21,22の出力液圧が付与され、液圧が所定の上限値を超えるときにはリリーフ弁75が開弁してリザーバ4に連通する。
請求項(抜粋):
左右の駆動輪及び従動輪の各車輪に設けられたホイールシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じてリザーバからのブレーキ液を昇圧し前記ホイールシリンダの各々にブレーキ液圧を付与するマスタシリンダと、該マスタシリンダと前記ホイールシリンダの各々との間に介装し前記ブレーキ液圧を制御する液圧制御弁と、該液圧制御弁の内前記左右の駆動輪のホイールシリンダに接続された液圧制御弁の各々に対し直列に接続し該液圧制御弁のブレーキ液圧を昇圧して還流する液圧ポンプと、該液圧ポンプの前記液圧制御弁の各々に対する吐出側の接続部と前記マスタシリンダとの間に夫々介装する切替弁とを備え、該切替弁を前記左右の駆動輪の回転状態に応じて開状態と閉状態に切替えるブレーキ液圧制御装置において、前記左右の駆動輪のホイールシリンダの各々に接続する液圧ポンプの各々の吸入部と前記リザーバとを常開の第1の開閉弁を介して接続し、前記液圧ポンプの各々の吐出側をリリーフ弁を介して前記リザーバに接続すると共に、前記液圧ポンプの各々の吐出側と前記リリーフ弁との間に夫々常開の第2の開閉弁を介装し、前記第1及び第2の開閉弁を前記マスタシリンダのブレーキ液圧が所定値以上となったときに閉成するように構成すると共に、前記左右の駆動輪の回転状態に応じて、前記左右の駆動輪のホイールシリンダに接続された液圧制御弁の何れか一方を閉状態とするようにしたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/26

前のページに戻る