特許

J-GLOBAL ID：200903076722258233

ガスタービン吸気フィルタへの雪付着防止装置

発明者： 安藤 郁生 ,  近藤 晴彦 ,  西村 由明 ,  藤田 裕之 ,  小笠原 浩幸 ,  土居 与志幸 ,  高濱 正幸 ,  橋本 安弘
出願人/特許権者： 東北電力株式会社 ,  三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 石川 新 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-333796
公開番号（公開出願番号）：特開2001-152874
出願日： 1999年11月25日
公開日（公表日）： 2001年06月05日
要約：

【要約】【課題】 ガスタービン吸気フィルタへの雪付着防止装置に関し、吸気口から流入する雪をフィルタに付着しないように前面で除去し、雪による目づまりを防止する。【解決手段】 ガスタービン建屋10には吸気口17があり、空気30を吸い込み、部屋24からデミスタ1で水滴、雪を除去し、フィルタ16で塵を除去した空気が部屋25からダクト入口23に流入し、ガスタービンに導かれる。吸気口17入口には夏場の高温時に水を散水する散水ノズル22を、部屋24入口には冬場に流入する雪に散水する散水ノズル7をそれぞれ設ける。フィルタ16の前面にはデミスタ1を設け、侵入する水滴、雨水、雪も除去する。デミスタ1はエリミネータ、ウエザールーバ、ワイヤパットが用いられ、流入する雪は前面の散水ノズル7で含水させ、デミスタ1に付着した雪は含水の重みで落下し、除去されるのでフィルタ16へは付着しない。又、16内外の差圧も上昇しない。

請求項（抜粋）：

建屋に設けた吸気口から空気を吸い込み、フィルタを通してダクトよりガスタービンに導くガスタービン吸気系において、前記フィルタの空気流入側の前面にデミスタを配設すると共に、同デミスタの前面上部に散水手段を設け、同散水手段から前記デミスタ前面を覆うように散水することを特徴とするガスタービン吸気フィルタへの雪付着防止装置。