特許
J-GLOBAL ID:200903076725272466

定電圧電源用オペアンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326357
公開番号(公開出願番号):特開平11-161348
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 定電圧電源用オペアンプにおいて、電源装置への電源投入直後の電源電圧の立上がり時等に、外部負荷への電源供給を、電源電圧が低いうちから速やかに開始できるようにする。【解決手段】 差動増幅部12と、電圧増幅部14と、電圧出力部16と、定電流回路18とからなり、非反転入力端子Ti(+)に基準電圧Vref が、反転入力端子Ti(-)に出力電圧Vout を抵抗(R1,R2)分圧した電圧が、夫々印加されて、出力端子Toから定電圧を出力するオペアンプ10において、電圧増幅部14のPNPトランジスタTr20から内部回路に至る定電流の経路に、差動増幅部12の信号入力経路に設けられたトランジスタTr11,Tr12(Tr13,Tr14)の接続段数(2段)に「1」を加えた個数(3個)のダイオードD1〜D3を設ける。この結果、外部負荷への電源供給を、電源電圧VCCが極めて低い状態から開始し、かつ、電源供給を連続的に行うことが可能になる。
請求項(抜粋):
差動動作用の定電流源を備え、該定電流源からの定電流を受けて非反転入力端子と反転入力端子との電位差に対応した差動信号を生成する差動増幅部と、前記差動信号の入力用の定電流源及び出力用の定電流源を備え、該入力用定電流源からの定電流を受けて前記差動信号を取り込み、前記差動信号を増幅すると共に、前記出力用定電流源からの定電流を受けて増幅後の差動信号を出力する電圧増幅部と、該電圧増幅部からの出力信号に応じた電圧を出力端子から出力する電圧出力部と、前記差動増幅部及び電圧増幅部に設けられた各定電流源からの出力電流を制御する電流制御部と、を備え、前記非反転入力端子に基準電圧を、前記反転入力端子に前記出力端子からの出力電圧を抵抗分圧した分圧電圧を、夫々受けて、前記出力端子から、前記基準電圧と前記出力電圧の抵抗分圧比とで決定される直流定電圧を出力する、定電圧電源用オペアンプにおいて、直流電源から当該オペアンプに供給される電源電圧が、前記差動増幅部が非反転入力端子と反転入力端子との電位差に対応した差動信号を生成可能な所定電圧に達するまでの間、前記電圧増幅部内の前記差動信号入力用の定電流源から信号増幅用の内部回路に至る電流経路を遮断する、電流遮断手段を設けたことを特徴とする定電圧電源用オペアンプ。
IPC (2件):
G05F 1/56 310 ,  G05F 1/56 320
FI (2件):
G05F 1/56 310 A ,  G05F 1/56 320 C

前のページに戻る