特許

J-GLOBAL ID：200903076726265439

熱可塑性ノルボルネン系樹脂、及びその製造方法

発明者： 小原 禎二 ,  村上 俊秀 ,  山本 強 ,  夏梅 伊男
出願人/特許権者： 日本ゼオン株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-078620
公開番号（公開出願番号）：特開平5-239148
出願日： 1992年02月28日
公開日（公表日）： 1993年09月17日
要約：

【要約】【構成】 三環体ノルボルネン系モノマーを配位子を4個有するパラジウム(II)塩と接触させて付加型重合させることにより、クロロベンゼン中、30°C、濃度0.5g/dlで測定した固有粘度(ηinh)が0.1〜10dl/gである熱可塑性ノルボルネン系樹脂を得る。【効果】 耐熱性、強度、他の熱可塑性ノルボルネン系樹脂との接着性に優れた熱可塑性ノルボルネン系樹脂が得られる。

請求項（抜粋）：

一般式I【化1】(式中、nは整数を表し、R1〜R6はそれぞれが水素原子または置換基を表し、R7〜R12はそれぞれ水素原子、置換基、または隣接位の炭素であってもよい。)、一般式II【化2】(式中、nは整数を表し、R1〜R4はそれぞれが水素原子または置換基を表し、R5〜R14はそれぞれが水素原子、置換基、または隣接位の炭素であってもよい。)、または一般式III【化3】(式中、nは整数を表し、R1〜R4はそれぞれが水素原子または置換基を表し、R5〜R16はそれぞれが水素原子、置換基、または隣接位の炭素であってもよい。ただし、R5の結合している炭素はR6の結合している炭素以外と、R6の結合している炭素はR5の結合している炭素以外は、二重結合を形成しない。)で表され、クロロベンゼン中、30°C、濃度0.5g/dlで測定した固有粘度(ηinh)が0.1〜10dl/gである熱可塑性ノルボルネン系樹脂。

IPC (2件)：

C08F 32/08 MNV ,  C08F 4/80 MFD

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭59-164316
  
• 特開平3-045612
  
• 特開平4-268312