特許
J-GLOBAL ID:200903076744965375
スイッチングレギュレータの並列冗長運転方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043451
公開番号(公開出願番号):特開平6-261536
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】並列運転継続可能なスイッチングレギュレータの台数が所定の台数(n)以下になっても、電源システムの出力電圧が垂下領域にならない限り異常対応処理を実行せず、電源供給を実行でき、信頼性および運用効率を高めることが可能なスイッチングレギュレータの並列冗長運転方式を提供すること。【構成】スイッチングレギュレータ1,2,...,n,n+1では、各々を流れる個々の負荷電流が0になったことを電流検出電圧変換回路11で検出し、不動作検出回路13で第1の異常信号を発生し、並列冗長運転制御回路8に通知する。並列冗長運転制御回路8は、スイッチングレギュレータ1,2,...,n,n+1からの第1の異常信号と、共通電圧母線3上の直流電圧V0 が垂下領域に入ったことを第2の比較回路84で検出すると、初めて異常処理回路87で異常処理を実行し同時に第2の異常信号を発生する。
請求項(抜粋):
最大負荷構成時の負荷電流を賄うため(n)台必要な電流平衡化機能を有する複数のスイッチングレギュレータを(n+k)台並列運転し、前記複数のスイッチングレギュレータの内の(k)台迄の故障では電源システムの運転を継続するスイッチングレギュレータの並列冗長運転方式において、前記複数のスイッチングレギュレータの直流出力を接続する共通電圧母線と、この共通電圧母線の直流出力電圧と予め定める基準電圧との差分を増幅して得た出力電圧誤差増幅電圧を前記複数のスイッチングレギュレータに送出する電源制御手段と、前記複数のスイッチングレギュレータの各々を流れる個々の負荷電流を検出し所定の変換を行って求める負荷電流帰還情報電圧および前記出力電圧誤差増幅電圧を受け、前記個々の負荷電流を増減して前記出力電圧を昇降し、予め定める任意の電圧値を出力するよう合成し、前記複数のスイッチングレギュレータの各々の出力電圧制御用制御信号となす電圧合成手段と、前記負荷電流帰還情報電圧が前記個々の負荷電流の0に対応する値と等しくなったことを検出し第1の異常信号を発生する不動作検出手段と、前記出力電圧誤差増幅電圧が前記共通電圧母線上の前記直流出力電圧の低下時に得られる前記出力電圧誤差増幅電圧の電圧範囲であることを検出して不足電圧信号を発生する出力電圧誤差増幅電圧値検出手段と、前記第1の異常信号と前記不足電圧異常信号とを同時に検出したとき第2の異常信号を発生する異常処理手段とを備えることを特徴とするスイッチングレギュレータの並列冗長運転方式。
IPC (3件):
H02M 3/00
, H02H 3/05
, H02J 1/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-239863
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特開平2-159969
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特開平4-285336
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