特許
J-GLOBAL ID:200903076750787675

絶縁劣化監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121492
公開番号(公開出願番号):特開平6-331686
出願日: 1993年05月24日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 ノイズの影響を受けず、また、誤動作することなく電力ケーブル等の絶縁劣化状況を監視することができる絶縁劣化監視装置を提供すること。【構成】 検出手段1により、一つの電圧サイクル中の2つの特定位相角領域φ1 ,φ2 (例えば、第1象限と第3象限)において発生した部分放電パルスqiφ1,qi φ2 を検出する。検出された部分放電パルスqi φ1,qi φは2に与えられ、検出された部分放電パルスが、共に所定のしきい値を越えたときの領域φ1 ,φ2 における部分放電パルスqi φ1,qi φの最大値、平均値、もしくは、領域φ1 ,φ2 における部分放電パルスqi φ1,qi φのうちのどちらか大きい方の部分放電パルスを求める。平均化処理手段3は求めた最大値、平均値等の部分放電パルスを平均化処理し、警報手段4は平均化処理手段の出力の傾きを求めて、所定値Kと比較し、部分放電発生警報、絶縁破壊警報を出力する。
請求項(抜粋):
部分放電パルスを測定することにより、電力系統の絶縁劣化を監視する絶縁劣化監視装置において、一つの電圧サイクル中の2つの特定位相角領域において発生した部分放電パルスを検出する手段(1) と、上記2つの領域において検出された部分放電パルスが、共に所定のしきい値を越えたとき、2つの同一電圧サイクル中のそれぞれの領域における部分放電パルスの最大値を求める手段(2) と、一定時間ごとに上記最大値を平均化処理する手段(3) と、上記平均化処理された値の時間的変化を観測することにより、絶縁劣化の進行状況を判定して進行状況に応じた警報を発する警報手段(4) とを備えたことを特徴とする絶縁劣化監視装置。

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