特許
J-GLOBAL ID:200903076773017176

カラートナー及び定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054526
公開番号(公開出願番号):特開平9-304964
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ホットオフセットを発生することなく、優れた透光性を有するとともに良好な定着性を示すトナー定着画像を得ることができるカラートナーを提供する。【解決手段】 100°Cの溶融粘度(M1)が4×104poise であるポリエステル樹脂、100°Cの溶融粘度(M2)が2×10-1 poise(M2/M1=5×10-6)のカルナバワックス、2,9-ジメチルキナクリドン、及び含金属サルチル酸系化合物からなるトナー原料を混合し、加熱混練、混練物の微粉砕、粉砕物の分級を行ってトナー母体を、このトナー母体に疎水化処理したシリカ微粒子を外添混合する。このようにして得たトナーを、弾性層と表面粗さ(Rz)が1μmのフッ素樹脂チューブを設けた加熱ローラ1と、これに圧力4.0kg重/cm2 で圧接して摺擦回転する加圧ローラ7とからなる定着装置にて定着する。
請求項(抜粋):
記録材上に保持された状態で、前記記録材が、内部に加熱手段を有し、最外層に表面粗さ(Rz)が5.0μm以下で且つ厚さが1〜100μmのフッ素樹脂チューブを有し、その内層に弾性層と有する加熱ローラと、前記加熱ローラを0.5〜20.0kg重/cm2 の圧力で加圧する加圧ローラとを備えた定着装置の前記加熱ローラと前記加圧ローラとの間を通過することにより前記記録材上に定着されるカラートナーであって、少なくとも100°Cでの溶融粘度(M1)が1×104 〜1×106 ポイズの範囲にあるバインダー樹脂と、100°Cでの溶融粘度(M2)が前記溶融粘度(M1)と、【数1】の関係を満たし、且つ、トナー全体当たりのその添加量が5〜15重量%であるワックスとを含んでなることを特徴とするカラートナー。
IPC (5件):
G03G 9/08 ,  G03G 9/087 ,  G03G 9/09 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 111
FI (7件):
G03G 9/08 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 111 ,  G03G 9/08 321 ,  G03G 9/08 361 ,  G03G 9/08 365 ,  G03G 9/08 372

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