特許
J-GLOBAL ID:200903076774178114

パワーウインド装置の位置制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-057015
公開番号(公開出願番号):特開2000-227305
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 ウインドガラスの移動位置を高精度に制御でき、かつこれを簡単な構造で低コストにより実現できるパワーウインド装置の位置制御方法を得る。【解決手段】 パワーウインド装置に適用された位置検出装置30は、モータ出力軸と共にリングギヤ46が回転し、移動接点50と固定接点60によって所定の回転位置が検出される。その後の出力軸の回転の際には、ウェーブワッシャ58によるキャリヤ56の保持が解除され、出力軸の回転はリングギヤ46へは伝達されなくなる。したがって、突部52が突起40に当接し移動接点50が固定接点60に接触した初期状態を、ウインドガラスの挟込み検出領域と挟込み検出不可領域との境界位置に対応して設定すれば、異物の挟み込みあるいはウインドガラスの全閉状態を確実に区別して検出することができる。
請求項(抜粋):
出力軸が正逆方向に回転するモータによってウインドガラスが昇降されるパワーウインド装置の前記ウインドガラスの移動位置を制御するパワーウインド装置の位置制御方法であって、ON/OFFする接点の作動によって前記モータ出力軸の所定の回転位置を検出可能なスイッチ部と、前記モータ出力軸から伝達された回転力によって前記モータ出力軸に連動し、前記モータ出力軸の所定の回転位置において前記スイッチ部を作動させる作動機構と、前記モータ出力軸の回転力を前記作動機構へ伝達すると共に、前記スイッチ部が作動した状態においては前記モータ出力軸から作動機構への正方向の回転力の伝達を遮断して前記スイッチ部を初期位置に設定するクラッチ機構と、を備え、前記ウインドガラスの移動範囲の途中に、前記モータ出力軸の所定の回転位置を設定すると共に、前記ウインドガラスが異物を挟み込んだか否かを検出する挟込み検出領域と前記異物の挟み込みを検出しない挟込み検出不可領域とを設定し、前記モータ出力軸が前記所定の回転位置に達しない状態では、前記ウインドガラスが前記挟込み検出領域であると判断し、かつ、前記モータ出力軸が前記所定の回転位置よりも正方向移動側に位置する状態では、前記ウインドガラスが前記挟込み検出不可領域であると判断する、ことを特徴とするパワーウインド装置の位置制御方法。
IPC (4件):
G01B 7/30 ,  E05F 15/10 ,  B60J 1/17 ,  G01D 5/02
FI (4件):
G01B 7/30 C ,  E05F 15/10 ,  G01D 5/02 ,  B60J 1/17 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-137384
  • 特開平1-287719

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