特許

J-GLOBAL ID：200903076780085683

家庭用燃料電池の出力制御方法

発明者： 澤田 雄治 ,  平井 一裕
出願人/特許権者： 大阪瓦斯株式会社
代理人 (1件)： 杉谷 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-092374
公開番号（公開出願番号）：特開2002-291161
出願日： 2001年03月28日
公開日（公表日）： 2002年10月04日
要約：

【要約】【課題】 家電機器の使用状況に着目し、使用電力に追従させながらも発電出力の頻繁な急変を回避するとともに発電容量の利用率を高くする。【解決手段】 1日などの単位期間内における家庭内電力の消費パターンに基づき、電力消費量が大きく運転時間も短い家電機器を使用する時間帯や、それらの家電機器を使用しない時間帯で電力消費量が少なく、しかも変動少なく継続して電力を消費しているだけの時間帯といった複数の時間帯に区分し、各時間帯に合った使用電力からの偏差と、発電電力量の増加率と、発電電力量の増加タイミングとをパラメータ設定手段11で予め設定しておき、使用電力量が増加したときに、その時点における時間帯に対応する家庭用燃料電池から出力する、使用電力から偏差を差し引いた発電電力量、発電電力量の増加率、ならびに、発電電力量の増加タイミングになるように家庭用燃料電池の出力を制御する。

請求項（抜粋）：

発電電力を出力して家電機器に供給する家庭用燃料電池と、前記家庭用燃料電池から出力する発電電力量および発電電力量の増加率、ならびに、発電電力量の増加タイミングを制御する出力制御手段と、単位期間内における家庭内電力の消費パターンに基づいて前記単位期間を予め複数の時間帯に区分するとともに、各時間帯ごとに前記家庭用燃料電池から出力する発電電力量を得るために使用電力から差し引く偏差、および、発電電力量の増加率、ならびに、発電電力量の増加タイミングを設定するパラメータ設定手段と、使用電力量の増加を検知して出力制御信号を出力する使用電力量増加検知手段と、前記出力制御手段が、前記出力制御信号の出力時における時間帯に対応する前記偏差および発電電力量の増加率、ならびに、発電電力量の増加タイミングを前記パラメータ設定手段から選択して設定し、設定された偏差を使用電力から差し引いた発電電力量、および、発電電力量の増加率、ならびに、発電電力量の増加タイミングになるように前記家庭用燃料電池の出力を制御することを特徴とする家庭用燃料電池の出力制御方法。

IPC (3件)：

H02J 3/46 ,  H01M 8/04 ,  H02J 3/00

FI (3件)：

H02J 3/46 E ,  H01M 8/04 P ,  H02J 3/00 A

Fターム (10件)：

5G066HA15 ,  5G066HB07 ,  5G066KA01 ,  5G066KA06 ,  5G066KA11 ,  5G066KB03 ,  5G066KC02 ,  5G066KD04 ,  5H027KK52 ,  5H027MM26