特許
J-GLOBAL ID:200903076780198321

調整可能なエネルギー吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高明 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500471
公開番号(公開出願番号):特表平11-506529
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】調整可能なエネルギー吸収装置は、外方シリンダーと上記外方シリンダー内に回転可能に固定されたショックチューブと備えている。上記ショックチューブはチューブの内方から外方面に対して、貫通する一連の孔部を備えている。当該装置は、移動物体に当接するためのショックチューブ内にスライド可能に配設されるピストンを備えている。上記ショックチューブの内方から流体を集めるアキュムレーターが上記外方シリンダー内に配設されている。螺旋溝が外方シリンダーの内壁面に形成され、そして、この螺旋溝はシリンダーの末端付近からアキュムレーターへ延接されている。この螺旋溝は、ショックチューブと外方シリンダーとの間の回転が溝に対して、それぞれのグループの孔部を移動させ、かつ、ショックチューブとアウターシリンダーとの間のオリフィス領域を調整可能に変更しうるように、溝の連続渦巻きの間の対応する区画領域を形成するものである。
請求項(抜粋):
動いている物体の運動エネルギーを解消するための調整可能なエネルギー吸収装置であって、上記装置は、内壁と先端部と基端部とを備えた外方シリンダーハウジング部材と、 上記外方シリンダー内に回転可能に固定され、内側面と外側面とオリフィス領域を形成する一連の複数の孔部を有し、上記それぞれの孔部は、内部を液体が流通するように、内側面からチューブの外側面に貫通して形成されたショックチューブと、 ヘッド部とロッド部とを有し、上記ヘッド部はショックチューブ内においてスライド可能な状態で固定されると共に、上記ロッド部は、移動物体と当接するために外方シリンダーの基端部を介してピストンヘッドから外方へ延設されたピストンと、 上記外方シリンダー内に排出され、上記ピストンヘッドがチューブ内に移動した際に、上記ショックチューブの内方から流体を収集するためのアキュムレーターと、 上記外側シリンダーの内方面上に形成された螺旋溝とを備え、 上記螺旋溝は、シリンダーの末端部付近から上記アキュムレーターへ延接されると共に、全ての孔部が溝に対して開口する位置から、区画領域によって全ての孔部が閉止される位置に至るまで、外側シリンダーと上記ショックチューブとの間の相対回転により、溝に対して一連の複数の孔部を移動させるように形成された、連続渦巻き溝の間に形成された対応する区画領域を有し、オリフィス領域を変更させて上記ショックチューブの内方から流出する流体の量の調整可能に変化させるように構成されている調整可能なエネルギー吸収装置。
IPC (3件):
F16F 9/346 ,  F16F 9/44 ,  F16F 9/49
FI (3件):
F16F 9/346 ,  F16F 9/44 ,  F16F 9/49

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