特許
J-GLOBAL ID:200903076788144042

ポリウレタン弾性繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288810
公開番号(公開出願番号):特開平6-136613
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 耐塩素性や耐光性に優れかつ弾性回復性、耐熱性、耐熱水性のすべてに優れるとともに、ポリエステル繊維と同時に高温高圧染色ができるポリウレタン弾性繊維を工業的に安定に提供する。【構成】 分岐を有するジカルボン酸を全カルボン酸成分に対して10%以上含有しジオール成分は直鎖ジオールからなり下記(I)式を満足する分子量(M)が1000〜6000のポリエステルジオールおよび/またはポリエステルポリカーボネートジオール(A)、有機ジイソシアナート(B)および鎖伸長剤(C)を重合して得られるポリウレタンよりなるポリウレタン弾性繊維であって、弾性繊維を構成するポリウレタンが下記の(II)および(III)の関係式を満足するポリウレタン弾性繊維。ハードセグメント含有量の変化を保持率で示したものである)
請求項(抜粋):
高分子ジオール(A)、有機ジイソシアナート(B)および鎖伸長剤(C)を重合して得られるポリウレタンよりなるポリウレタン弾性繊維であって、該高分子ジオール成分(A)が下記(I)式を満足する分子量(M)が1000〜6000のポリエステルジオールおよび/またはポリエステルポリカーボネートジオールであり、その構成成分であるジカルボン酸は、分岐を有するジカルボン酸を全カルボン酸成分に対して10%以上含有し、ジオール成分は直鎖ジオールからなり、かつ、弾性繊維を構成するポリウレタンが下記の(II)および(III)の関係式を満足することを特徴とするポリウレタン弾性繊維。【数1】(ここで全炭素数とは、高分子ジオールに含まれる炭素のうち、エステル結合およびカーボネート結合に含まれる炭素を除いた残りの炭素の合計数である)【数2】(ここで長鎖ハードセグメント含有率とは、弾性繊維を構成するポリウレタンの(A)成分をアルカリ-メタノール溶液で分解除去後、取り出した(B)および(C)から構成される成分とそれらとウレタン結合で連結された(A)の末端ジオール成分からなる全ハードセグメント構成成分に対する、(B)と(C)の繰り返し単位数が3以上の長鎖ハードセグメントの割合を示す)【数3】(ここで、長鎖ハードセグメント含有量の溶融加熱保持率とは、弾性繊維を構成するポリウレタンを、230°Cで60分間溶融状態で混練りし、その前後の長鎖ハードセグメント含有量の変化を保持率で示したものである)
IPC (2件):
D01F 6/70 ,  C08G 18/42 NDW

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