特許
J-GLOBAL ID:200903076789814289

トラクションコントロール運転時にブレーキ介入を速めるための方法並びにこの方法を実施するための油圧式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281229
公開番号(公開出願番号):特開平5-213177
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【構成】 自動車の油圧ブレーキ装置1がトラクションコントロール装置40,40aを有し、その際圧力媒体は、少くとも1つの自吸式ポンプ25によって吸入管路26及び給圧弁27を貫いて吸込み可能であり、かつ少くとも1つの車輪ブレーキ6,7に通じているブレーキ管路10,11に供給可能である。更に圧力媒体をブレーキ管路10,11によって吸込管路26内で制御している圧力制限弁34が設けられている。ブレーキ介入を速めるため、自動車の始動の際ポンプ25を短時間スイッチインせしめ、かつ給圧弁27を、給圧弁27とポンプとの間に存在する小気泡の洗い流しのために開放する。これによってポンプ25は、トラクションコントロール運転の際場合によっては存在している小気泡の圧縮によって、より少ない圧力媒体が吐き出されるのを阻止することができる。【効果】 本方法は、トラクションコントロール装置を備えた自動車の油圧ブレーキ装置に適用可能である。
請求項(抜粋):
トラクションコントロール装置を備えた自動車の油圧式ブレーキ装置の、トラクションコントロール運転時にブレーキ介入を速めるための方法であって、その際圧力媒体を、ポンプによって吸入管路と、吸入管路内に組み込まれてその基本位置で閉鎖されている給圧弁と、を貫いて吸い込むことができ、かつ圧力媒体を、遮断可能な入口弁を備えて少くとも1つの車輪ブレーキに通じているブレーキ管路に供給することができ、その際ブレーキ管路をマスタシリンダに対して遮断することができ、かつ圧力媒体を、圧力制限弁を貫通するブレーキ管路によって制御することができる形式のものにおいて、-自動車の運転開始に際しポンプ(25)を少くとも一度、予め選択された時間間隔の間運転せしめ、かつ-ポンプ(25)の運転中、吸入管路(26)内に組み込まれて基本位置で遮断されている吸入弁(27)を、一定時間の間開放せしめることを特徴とする、トラクションコントロール運転時にブレーキ介入を速めるための方法。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/48
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平2-193750
  • 特開昭58-056949
  • 特開平2-193750
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