特許
J-GLOBAL ID:200903076796514720

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242940
公開番号(公開出願番号):特開平10-093432
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 フラクショナルN方式のシンセサイザにおいて、スプリアスを低減する最適化調整をする際に、シンセサイザの出力波形を検出し、スプリアスレベルを制御用マイコンに取り込み、それに対応したスプリアス低減データを送信することで、自動的に最適化調整を行う。また、各温度に対して最適化データを補正し、スプリアスを一定値以下に保つことができる温度補償を行う。【解決手段】 予めスプリアスレベルに対応した最適値を記憶装置19に格納しておき、シンセサイザ14の出力端に組み込んだレベル検出回路17でスプリアスレベルを観測し、前記記憶装置19から補正値のデータを読み出してシンセサイザ14の最適化を行い、スプリアスを一定値以下に設定する。また、予め温度特性に関する補正値のデータを記憶装置19に格納しておき、シンセサイザ14に温度センサ20を隣接設置し温度を検出し、前記記憶装置19から補正値を読み出して、温度補償する。
請求項(抜粋):
フラクショナルN方式のPLL回路を用いた周波数シンセサイザにおいて、スプリアスを低減するために最適化調整を行う際、それに対応した最適値のデータを予め算出し記憶装置に格納しておき、スプリアスレベルを検出したとき、そのレベルを補正する上記最適値のデータを記憶装置より読み出して、最適化調整を自動的に行い、スプリアスの低減を実現することを特徴とする周波数シンセサイザ。

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