特許
J-GLOBAL ID:200903076797200508

吸気マニホルドにおける分岐管とシリンダヘッドへの取付用フランジとの接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172229
公開番号(公開出願番号):特開平10-015674
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 コストを安くする。設備費やエネルギ費を安くする。接合欠陥が発生しない。鋳型製作コストを安くする。【解決手段】 分岐管4の他端部を貫通穴5に通して外向きフランジ10を取付用フランジ6の貫通穴5の周囲の部分に重ね合わせる。貫通穴5の軸線と平行な軸線の周りに回転しうる回転子11を回転させつつその先端を分岐管4の外向きフランジ10に押し付け、摩擦熱により外向きフランジ10を加熱し、外向きフランジ10を構成する材料に塑性流動を起こさせて回転子11を外向きフランジ10内に沈め込む。回転子11の先端を取付用フランジ6に押し付け、摩擦熱により取付用フランジ6を加熱し、取付用フランジ6を構成する材料に塑性流動を起こさせて回転子11を取付用フランジ6内に沈め込む。この状態で回転子11を外向きフランジ10の全周にわたって移動させ、これにより両者を構成する材料を混ぜ合わせる。
請求項(抜粋):
吸気入口および複数の吸気出口を有するアルミニウム製プレナムチャンバと、一端がプレナムチャンバの吸気出口に接続されている複数のアルミニウム展伸材製分岐管と、分岐管の他端が接続されているアルミニウム鋳物材製のシリンダヘッドへの取付用フランジとを備えた吸気マニホルドにおける分岐管とシリンダヘッドへの取付用フランジとの接合方法であって、シリンダヘッドへの取付用フランジに分岐管と同数の貫通穴を具備させておき、分岐管の他端に外向きフランジを形成し、分岐管の他端部を貫通穴に通して外向きフランジをシリンダヘッドへの取付用フランジの貫通穴の周囲の部分に重ね合わせ、貫通穴の軸線と平行な軸線の周りに回転しうる回転子を回転させつつその先端を分岐管の外向きフランジに押し付け、摩擦熱により外向きフランジを加熱し、外向きフランジを構成する材料に塑性流動を起こさせて回転子を外向きフランジ内に沈め込み、さらに回転子の先端をシリンダヘッドへの取付用フランジに押し付け、摩擦熱によりシリンダヘッドへの取付用フランジを加熱し、シリンダヘッドへの取付用フランジを構成する材料に塑性流動を起こさせて回転子をシリンダヘッドへの取付用フランジ内に沈め込み、この状態で回転子を外向きフランジの全周にわたって移動させ、これにより両者を構成する材料を混ぜ合わせることを特徴とする吸気マニホルドにおける分岐管とシリンダヘッドへの取付用フランジとの接合方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  F02M 35/104
FI (2件):
B23K 20/12 G ,  F02M 35/10 102 B

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