特許
J-GLOBAL ID:200903076799175705

動圧流体軸受装置及び電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251495
公開番号(公開出願番号):特開2001-074052
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 潤滑液中に混在し得る気泡を、軸体以外の部分に設けた通気孔を通じて外部に円滑に解放することができ、特に高速回転においても気泡を円滑に外部に解放し得る構造を提供する。【解決手段】 スリーブ形成体14aに軸方向に形成したスラスト部通気孔34を、スラスト支持部16とスラスト板部12bとの間隙においてスラスト板部12bより径方向外方において開口すると共に、少なくともスラスト板部12b側をこれより離れるにつれて間隙が大となりかつ潤滑液Vと大気との境界をスラスト板部12bから離れて位置させる。
請求項(抜粋):
軸部とその軸部よりも径方向外方へ張り出したスラスト板部とを有する軸体と、前記軸部にスリーブ嵌合したスリーブ部と前記スラスト板部に外嵌したスラスト支持部とを有するスリーブ体と、前記軸体とスリーブ体との間の間隙に充填された潤滑液とを備えてなり、前記軸部とスリーブ部が径方向に相対する1又は2以上のラジアル軸受部、及び前記スラスト板部が軸心方向における両側において前記スラスト支持部とそれぞれ軸心方向に相対する両スラスト軸受部において、前記軸体とスリーブ体の一方に対し他方が前記潤滑液を介して相対回転自在に支持されてなる動圧流体軸受装置であって、前記スラスト板部と前記スラスト支持部との間の間隙における前記スラスト板部の外周側には、前記両スラスト軸受部に連続して前記潤滑液が充填され、前記スリーブ体には、前記スラスト板部と前記スラスト支持部との間の間隙のうちスラスト軸受部より径方向外方部分において開口するスラスト部通気孔が軸方向に設けられ、該スラスト部通気孔は少なくとも前記スラスト板部側が該スラスト板部より離れるにつれて間隙が大となる構造でありかつ大気に解放されており、該スラスト部通気孔において潤滑液と大気の境界が前記スラスト板部から離れて位置していることを特徴とする動圧流体軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10 ,  H02K 7/08
FI (3件):
F16C 33/10 Z ,  F16C 17/10 A ,  H02K 7/08 A
Fターム (23件):
3J011AA04 ,  3J011AA06 ,  3J011BA02 ,  3J011BA08 ,  3J011CA01 ,  3J011CA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA04 ,  3J011MA03 ,  3J011MA23 ,  3J011MA24 ,  5H607AA04 ,  5H607BB01 ,  5H607BB14 ,  5H607BB25 ,  5H607CC05 ,  5H607DD03 ,  5H607DD16 ,  5H607FF01 ,  5H607GG01 ,  5H607GG03 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る