特許
J-GLOBAL ID:200903076801985400

セグメントの連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215638
公開番号(公開出願番号):特開平9-060488
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 連結作業を容易に短時間で行えると共に、セグメント厚さ方向の連結強度を確保できる等連結も確実に行えるセグメントの連結構造の提供。【解決手段】 本発明の連結構造1によれば、連結すべき他方のセグメント2をトンネル軸方向へ移動させ、他方のセグメント2に設けたオス型連結具6を一方のセグメント2に設けたメス型連結具5の嵌合孔4内へ挿入嵌合させて、容易かつ短時間に両セグメント2を連結できるようにする。また、オス型連結具6およびメス型連結具5は、どちらも截頭円錐形に形成し、オス型連結具6のメス型連結具5(嵌合孔4)への嵌合を楔作用で行えるようにして、両セグメント2の連結を強固に行えるようにする。さらに、オス型連結具6およびメス型連結具5は、どちらも、連結すべき両セグメント2の連結面2aに半円形状に切欠かれた凹部3内に半没した状態で、互いに嵌合するようにして、セグメント厚さ方向に対する連結強度も強固なものにする。
請求項(抜粋):
シールドトンネルの覆工として用いるセグメントリングを構成する各セグメントの連結構造であり、前記各セグメント間である連結すべき両セグメントの連結面に形成され、半円形状に切欠かれている凹部と、この凹部内に半分没した状態で、連結すべき一方のセグメントの連結面に取付けられ、嵌合孔を有した断面略円筒形状に形成されているメス型連結具と、このメス型連結具の嵌合孔内へ嵌合できる断面略円柱形状に形成され、連結すべき他方のセグメントの連結面における前記凹部内に半没した状態で取付けられているオス型連結具とを備えており、前記メス型連結具は、前記シールドトンネルのトンネル軸方向と平行に沿う状態で延びていると共に、シールドの推進方向へ絞まる截頭円錐形で円錐形底部の外形が前記凹部と同等である略円筒体状に形成され、また前記オス型連結具は、前記メス型連結具の嵌合孔内へ前記凹部を利用しトンネル軸方向から挿入して嵌合できるように、その外形が前記メス型連結具の嵌合孔よりもやや大きい、截頭円錐形である略円柱体状に形成されており、前記オス型連結具をメス型連結具の嵌合孔内へ嵌合させた時には、オス型連結具およびメス型連結具が、前記両セグメントの連結面が当面し半円形状の凹部が一体化したことで形成された円形状の孔部内に納まると共に、オス型連結具がメス型連結具における嵌合孔の内壁面を押圧するように構成されていることを特徴とするセグメントの連結構造。
IPC (2件):
E21D 11/08 ,  E04B 1/61
FI (2件):
E21D 11/08 ,  E04B 1/60 503 C

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