特許
J-GLOBAL ID:200903076804753623

ストアアドレス生成およびユニバーサルな依存性ベクトルに基づくロードブロックのためのメカニズム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566743
公開番号(公開出願番号):特表2002-527798
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】プロセッサは、ストアアドレス命令演算に対するロード命令演算についてのオーダリング依存性を採用する。プロセッサは、ストアアドレス命令演算とストアデータ命令演算とにストア動作を分割する。ストアアドレス命令演算は、ストアのアドレスを生成し、ストアデータ命令演算は、対応するデータをロード/ストアユニットに経路付けする。プロセッサは、未処理のストアアドレスの各々を示すストアアドレス依存性ベクトルを維持し、各ロード命令演算ごとにストアアドレス命令演算へのオーダリング依存性を記録する。したがって、各先行のストアアドレス命令演算がスケジューリングされてしまうまで、ロード命令演算はスケジューリングされない。ストアアドレスは、ロード命令演算が実行されると、ロードアドレスに対する依存性チェックのために利用可能である。メモリ依存性が存在する場合、それはロード命令演算が実行されると検出可能である。プロセッサは、フレキシブルな依存性記録構造を可能にする、命令キューおよびその依存性ベクトルを採用してもよい。依存性ベクトルは、各命令キューエントリごとに依存性表示を含み、これはスケジューリング命令演算のためのユニバーサルなメカニズムを提供するであろう。任意の数の依存性が、互いの命令演算への依存性まで、所与の命令演算について記録され得る。依存性ベクトルは、任意の数の依存性を記録するよう構成されるので、所与の命令演算はいかなる他の命令演算についてもオーダリング可能である。したがって、同時実行、または実行中の特定の命令演算のオーダーに対するいかなるアーキテクチャ的またはマイクロアーキテクチャ的制約も課し得る。命令キューは、依存性ベクトルを評価し、記録された依存性が満たされている各命令演算についてのスケジューリングを要求する。
請求項(抜粋):
プロセッサであって、 前記プロセッサ内の未処理のストアアドレス命令演算を特定するストアアドレス依存性ベクトルを記憶するよう構成されたストアアドレスレジスタと、 前記ストアアドレスレジスタに結合された依存性ベクトル生成ユニットとを含み、前記依存性ベクトル生成ユニットは命令演算のための依存性ベクトルを生成するよう構成され、前記依存性ベクトル生成ユニットは、前記命令演算がロード命令演算であれば、前記依存性ベクトルに前記ストアアドレス依存性ベクトルを含むよう構成される、プロセッサ。
IPC (2件):
G06F 9/38 350 ,  G06F 9/38 370
FI (2件):
G06F 9/38 350 A ,  G06F 9/38 370 X
Fターム (2件):
5B013CC01 ,  5B013DD04

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