特許
J-GLOBAL ID:200903076809060570

エンジンの予熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058112
公開番号(公開出願番号):特開平5-256133
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの冷態始動時において、冷却装置の冷却水を利用してシリンダヘッドの吸気ポートを暖めるエンジンの予熱装置を提供する。【構成】 エンジンの予熱装置は、冷態始動時、吸気ポート側ウォータジャケット23、蓄熱装置35及び電動ポンプ36を含む第1循環経路を形成し、この第1循環経路に加熱されている冷却水を供給して、吸気ポートを積極的に暖める。また、温態以上の高温時には、ウォータジャケット23からの冷却水をラジエータ30を介して循環させる第2循環経路を形成して、エンジンの構成部品を所定温度に維持する。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの一端部に設けられ、吸気ポート側ウォータジャケットに連通したジャケット入口と、シリンダヘッドの他方の端部に設けられ、同じく吸気ポート側ウォータジャケットに連通したジャケット出口と、ジャケット入口とジャケット出口との間を接続し、吸気ポート側ウォータジャケット内を通じて、冷却水の循環経路を構成する接続管路と、ジャケット出口をラジエータの入口側に連通させる一方、接続管路をラジエータの出口に連通させる開閉可能な連通手段と、接続管路に設けられ、ジャケット入口に向けて冷却水を圧送するポンプと、エンジンの冷態時には、連通手段を閉じて、吸気ポート側ウォータジャケットと接続管路との間で冷却水の第1循環経路を形成し、エンジンが温態以上の高温になった時には、連通手段を開き、吸気ポート側ウォータジャケットからラジエータ及び接続管路を介して流れる冷却水の第2循環経路を形成する制御手段と、接続管路のジャケット入口側に設けられ、冷却水が第1循環経路を介して循環するとき、前記ジャケット入口側に向け、加熱されている冷却水を供給する供給手段とを具備したことを特徴とするエンジンの予熱装置。
IPC (2件):
F01P 7/16 505 ,  F01P 3/20

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