特許
J-GLOBAL ID:200903076811035671

かみ合い式歯車測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099938
公開番号(公開出願番号):特開平9-288042
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】かみ合い式歯車測定方法において、測定すべき歯車対がそれの各歯車の歯数が互いに素であるか否かとは無関係に、歯車対の総合かみ合い伝達誤差から各歯車の個別かみ合い伝達誤差を測定することを可能にする。【解決手段】歯車対をかみ合い試験機にセットし(S1〜5)、1回目の測定工程において、その歯車対を回転させて歯車対の総合かみ合い伝達誤差を測定する(S6)。その後、歯車対のかみ合い状態を解除し、その歯車対のかみ合い位置を1ピッチ分だけ変更し(S7〜10)、その状態で、2回目の測定工程において、1回目の測定と同様にして歯車対の総合かみ合い伝達誤差を測定する(S11〜13)。その後、歯車対のうちの被測定歯車の各歯毎に、2回目の測定結果から1回目の測定結果を引き算することにより、被測定歯車の個別かみ合い伝達誤差を演算する。
請求項(抜粋):
歯車対をかみ合い回転させてその歯車対の総合かみ合い伝達誤差を測定し、その測定された総合かみ合い伝達誤差に基づき、歯車対のうちの被測定歯車の個別かみ合い誤差を測定する方法であって、前記歯車対をかみ合い回転させ、その歯車対の総合かみ合い伝達誤差を測定する第1の測定工程と、前記歯車対のかみ合い状態を解除し、その歯車対のかみ合い位置を、前記被測定歯車が前記歯車対の他方である相手歯車と前記第1の測定工程の開始時における歯とは異なる歯でかみ合うように変更するかみ合い位置変更工程と、前記かみ合い位置の変更後、再度、前記歯車対をかみ合い回転させ、その歯車対の総合かみ合い伝達誤差を測定する第2の測定工程と、前記第1の測定工程と前記第2の測定工程とでそれぞれ取得された2種類の総合かみ合い伝達誤差に基づき、前記被測定歯車の個別かみ合い誤差を演算する演算工程とを含むことを特徴とするかみ合い式歯車測定方法。

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