特許
J-GLOBAL ID:200903076812509260

照明光学系、およびこれを用いた投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-202521
公開番号(公開出願番号):特開平11-030767
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 あまり高出力な光源ランプを使用せずに、光の利用効率を高めて明るい投写画像を実現する。【解決手段】 偏光照明部100A(100B)は、中心光軸Cに対してほぼ垂直な方向に光束を射出する光源110A(110B)と、光束を複数の部分光束に分割する第1と第2のレンズアレイ120A,140A(120B、140B)と、ランダムな偏光方向を有する光束を2種類の直線偏光光に分離する偏光光束分離プリズム130A(130B)と、2種類の直線偏光光の偏光方向を揃える選択位相差板150A(150B)と、を備えいる。偏光光束分離プリズム130Aと偏光光束分離プリズム130Bとがシステム光軸SCを挟んで対称な位置に隣接して配置されるように、偏光照明部100Aと偏光照明部100Bとが、システム光軸SCに垂直な方向に対称に配置されている。
請求項(抜粋):
同一の被照明領域を照明する第1の偏光照明部および第2の偏光照明部を備える照明光学系であって、前記第1の偏光照明部および前記第2の偏光照明部は、それぞれ、光束を射出する光源と、前記光源から射出した光束を複数の部分光束に分割する光束分割手段と、前記複数の部分光束の光路上に、該複数の部分光束をそれぞれ第1の直線偏光光と第2の直線偏光光とに分離し、前記第1の直線偏光光については反射して所定の方向に射出し、前記第2の直線偏光光については透過する偏光分離膜と、該偏光分離膜を透過した前記第2の直線偏光光を反射して所定の方向に射出する反射膜と、を備える偏光光束分離手段と、前記2種類の直線偏光光の偏光方向を揃えて所定の直線偏光光を射出する偏光変換手段と、を備え、前記照明光学系は、さらに、前記第1の偏光照明部と前記第2の偏光照明部から射出するそれぞれの前記所定の直線偏光光が同一の被照明領域を照明するように重畳する重畳手段を備え、前記第1の偏光照明部の前記偏光光束分離手段と前記第2の偏光照明部の前記偏光光束分離手段とを隣接して配置するとともに、前記第1の偏光照明部の前記偏光光束分離手段における前記偏光分離膜および前記反射膜の入射側の膜面と、前記第2の偏光照明部の前記偏光光束分離手段における前記偏光分離膜および前記反射膜の入射側の膜面との成す角が180度よりも大きくなるように、前記第1の偏光照明部および前記第2の偏光照明部の前記偏光光束分離手段における前記偏光分離膜および前記反射膜をそれぞれ配置することを特徴とする照明光学系。
IPC (4件):
G02B 27/28 ,  G02B 5/02 ,  G02B 27/18 ,  G02F 1/1335 530
FI (4件):
G02B 27/28 Z ,  G02B 5/02 ,  G02B 27/18 Z ,  G02F 1/1335 530

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