特許
J-GLOBAL ID:200903076819852873

既存建物の耐震補強方法および制震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045987
公開番号(公開出願番号):特開平11-247461
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 建物において地震時に特定層に被害が集中することを防止するとともに、建物内部の平面計画等を阻害せずに容易に施工が可能であるような既存建物の耐震補強構造および制震構造を提供する。【解決手段】 建物本体13の基部13bから頂部13cに沿って鉛直方向に延在するように剛棒体21を配置し、剛棒体21の上端部および下端部を地盤G側および建物本体13の頂部13c側にピン接合するとともに、剛棒体21の中央部の少なくとも一部と建物本体13との間に制震ダンパー26を設けておく。地震時には、建物本体13と剛棒体21との間に生じる変位差を利用して制震ダンパー26に変形を与える。
請求項(抜粋):
既存建物の耐震性を向上させるための耐震補強方法であって、前記既存建物の基部から頂部に沿って鉛直方向に延在するように剛棒体を配置し、該剛棒体の下端部および上端部を前記既存建物を支持する前記基部を含む地盤側および前記既存建物の頂部側にピン接合するとともに、前記剛棒体の少なくとも一部と前記既存建物との間に制震ダンパーを設けておき、地震が生じた際には、前記既存建物と前記剛棒体との間に生じる変位差を利用して制震ダンパーに変形を与えることを特徴とする既存建物の耐震補強方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 制振構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-063100   出願人:株式会社大林組
  • 特開平4-182536
  • 既存建築物の制震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-044598   出願人:鹿島建設株式会社

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