特許
J-GLOBAL ID:200903076823346451

回路遮断器の電磁反発限流機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336931
公開番号(公開出願番号):特開平11-176312
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 限られたスペースで、通常電流の通電時においては接点の浮き上がりを防ぎ、過大な電流通電時には電磁反発量が多く取れ、可動接触子を固定接触子から急速開離させることができる回路遮断器の電磁反発限流機構を得る。【解決手段】 ホルダ6の内部に回動自在に軸支された可動接触子4と共に、可動接触子4を固定接触子2の方向に付勢する限流ばね17を設け、また、限流ばね17の側面に近接して可動接触子4が固定接触子2から開離したとき限流ばね17の側面を押圧する押圧用突起6bを設け、電磁反発により可動接触子4が開離する初期の状態では限流ばね17が圧縮されて固定接触子2の方向に対する付勢力が大きくなり、所定回動角度以上に可動接触子4が開離したときは限流ばね17の側面が押圧用突起6cに押圧されて限流ばね17が座屈状態に変形して付勢力が小さくなるように構成した。
請求項(抜粋):
合成樹脂材で形成され開閉機構の動作に応じて回動するように上記開閉機構に連結されたホルダと、このホルダの内部に回動自在に軸支され、かつ、固定接触子と対向するように形成された可動接触子と、上記ホルダのばね受け部と上記可動接触子の作用腕部の間に設けられ、上記可動接触子を上記固定接触子の方向に付勢する限流ばねと、上記ホルダの内部に上記限流ばねの側面に近接して形成され、上記可動接触子が上記固定接触子から開離したとき上記限流ばねの作用軸に交叉して限流ばねの側面を押圧するように形成された押圧用突起とを備え、電磁反発により上記可動接触子が上記固定接触子から開離する初期の状態では上記限流ばねが圧縮されて固定接触子の方向に対する付勢力が大きくなり、所定回動角度以上に上記可動接触子が開離したときは上記限流ばねの側面が上記押圧用突起に押圧されて上記限流ばねが座屈状態に変形するように構成したことを特徴とする回路遮断器の電磁反発限流機構。
IPC (2件):
H01H 83/02 ,  H01H 73/02
FI (2件):
H01H 83/02 B ,  H01H 73/02 C

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