特許
J-GLOBAL ID:200903076823897334

加熱シリンダにおける熱電対取付け部の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-289083
公開番号(公開出願番号):特開平11-105106
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 応答性が良好となり、加えて、迅速かつ正確な温度計測ができるようにする。【解決手段】 加熱シリンダ1に固着された熱電対受け部材7の図示上端には取付け具8を介してコイルスプリング11が固着されている。シース型熱電対5は、熱電対先端部5aが熱電対挿入穴3内に密着状態で挿入されているとともに熱電対受け部材7および取付け具8を通して他端側がコイルスプリング11を貫通している。そしてスプリング固定具12の止めねじ13を締め付けることにより、コイルスプリング11の適宜部位が取付け具8との間に引張り力を付与した状態でシース型熱電対5に固定されている。また、熱電対受け部材7とシース型熱電対5との間に断熱部材9が介在されているとともに、シール部材10により熱電対受け部材7の上端と熱電対挿入穴3の底面3aとの間が密封されている。
請求項(抜粋):
加熱シリンダ(1)の測温部位に外壁面(1a)から内壁面(1b)に向けて逐次穿孔された取付け穴(2)および前記取付け穴よりも小径の熱電対挿入穴(3)と、前記取付け穴に一端側が固着された筒状の熱電対受け部材(7)と、前記熱電対受け部材の他端側に取付け具(8)を介して固着されたコイルスプリング(11)と、前記熱電対挿入穴に熱電対先端部(5a)が密着状態で挿入されているとともに前記熱電対受け部材および前記取付け具を通して他端側が前記コイルスプリングを貫通するシース型熱電対(5)を備え、前記コイルスプリングの適宜部位が前記取付け具との間に引張り力を付与した状態でスプリング固定具(12)により前記シース型熱電対に固定されており、かつ、前記熱電対受け部材と前記シース型熱電対との間には断熱部材(9)が介在されているとともに、前記熱電対受け部材の他端側と前記取付け具間に介在されたシール部材(10)により前記熱電対受け部材の他端側と前記熱電対挿入穴の底面(3a)との間が密封されていることを特徴とする加熱シリンダにおける熱電対取付け部の構造。
IPC (3件):
B29C 47/92 ,  B29B 7/80 ,  B29C 45/74
FI (3件):
B29C 47/92 ,  B29B 7/80 ,  B29C 45/74

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