特許
J-GLOBAL ID:200903076839760509

蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009596
公開番号(公開出願番号):特開平10-205307
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】加温用の蒸気供給系統の蒸気源から加温器に至る蒸気供給配管内で蒸気系ウォータハンマの発生防止を有効的に図れる蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置を提供する。【解決手段】復水器1等の熱交換器に海水を使用する蒸気タービン発電プラントであって、海水の導入配管と熱交換後の海水の排出配管3とを連通配管8で接続するとともに、流路切換え用の弁9,10を設けて熱交換器、導入配管2、排出配管3および連通配管8からなる閉ループ状の循環系統を形成する。連通配管8に蒸気吹込みによる加温器11を設け、この加温器過熱蒸気を供給する蒸気供給配管13を接続して、蒸気加温により生じる温水を熱交換器の非運転時に循環系統内で循環させることにより熱交換器や配管内に付着している海洋生息物を除去する海洋生息物除去装置において、蒸気供給配管13に過熱度を低下させる減温器14を設ける。
請求項(抜粋):
復水器その他の熱交換器における熱交換媒体として海水を使用する蒸気タービン発電プラントであって、前記熱交換器に海水を導入するための導入配管と熱交換後の海水を海側に排出する排出配管とを連通配管で接続するとともに、流路切換え用の弁を設けることにより、前記熱交換器、導入配管、排出配管および連通配管からなる閉ループ状の循環系統を形成し、前記連通配管に蒸気吹込みによる直接熱交換式の加温器を設けるとともに、この加温器に蒸気源から過熱蒸気を供給する蒸気供給配管を接続し、前記加温器で蒸気加温により生じる温水を前記熱交換器の非運転時に前記循環系統内で循環させることにより前記熱交換器内または配管内に付着している海洋生息物を除去する蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置において、前記蒸気供給配管に過熱蒸気の過熱度を低下させる減温器を設けたことを特徴とする蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置。
IPC (4件):
F01K 21/06 ,  F01K 9/00 ,  F01K 13/00 ,  F22G 5/12
FI (4件):
F01K 21/06 ,  F01K 9/00 A ,  F01K 13/00 E ,  F22G 5/12 A

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