特許
J-GLOBAL ID:200903076842659991

高効率電力増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267724
公開番号(公開出願番号):特開平8-130424
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 トランジスタ素子近傍のインピーダンスを低下させることなく、第2次高調波短絡、第3次高調波開放の条件を満足させる高効率増幅回路の提供。【構成】 トランジスタ2のエミッタは接地、そのベースに高周波信号が入力される。トランジスタ2の出力端子6にはインピーダンス整合回路(整合線路31)3を介して伝送路7が接続されている。整合線路31は、この基本波の波長λに対してλ/4の長さし、トランジスタ2の素子インピーダンスをZT 、伝送路7のインピーダンスをZ0 とすると、Za ≒(ZT ・Z0 )1/2 となる特性インピーダンスを持たせてある。接続点8とアース電極との間に直列共振回路51 ,52 を接続している。直列共振回路51 ,52 は二次三次の高調波に共振し、基本波には大きなリアクタンスとなる。この整合線路31と直列共振回路51 ,52 とで第2次高調波短絡、第3次高調波開放の条件を満足させている。
請求項(抜粋):
所定の特性インピーダンスの伝送路に高出力トランジスタから出力を供給できるようにした高効率電力増幅回路であって、前記高出力トランジスタの出力端子がインピーダンス整合回路を介して前記伝送路に接続されており、このインピーダンス整合回路および伝送路の接続点とアース電極との間に複数の直列共振器を接続し、前記各直列共振器は、2次以上の高調波の一つに対して共振し、かつ基本周波数に対しては前記伝送路の所定の特性インピーダンスより十分大きいリアクタンスとなるようにしたことを特徴とする高効率電力増幅回路。
IPC (3件):
H03F 3/60 ,  H01P 5/02 ,  H03F 1/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-000111

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