特許
J-GLOBAL ID:200903076844908620

電磁式係合装置およびそれを用いた自動原稿給送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055261
公開番号(公開出願番号):特開2000-249163
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 確実に駆動力を断続することができる電磁式係合装置およびそれを用いた自動原稿給送装置を提供する。【解決手段】 付勢部64は付勢力の異なるコイルスプリング641とコイルスプリング642とを有している。クラッチ板62に作用する電磁石61による磁気吸引力が小さいとき、付勢力の小さなコイルスプリング642が圧縮されるので、磁気吸引力が小さくてもクラッチ板62は容易に移動することができる。一方、クラッチ板62に作用する電磁石61による磁気吸引力が大きくなると、付勢力の大きなコイルスプリング641が圧縮される。その結果、電磁石61への通電を停止するとコイルスプリング641の大きな付勢力によって歯車71およびクラッチ板62は吸引時とは反対方向に移動し、歯車71と歯車72との係合を確実に解除することができる。
請求項(抜粋):
段差部を有する第1軸と、通電することにより磁力を発生する電磁石と、前記電磁石の磁力により吸引され、前記第1軸の軸方向に移動可能な可動部材と、前記第1軸に設けられ、前記可動部材とともに第1軸の軸方向に移動可能な第1動力伝達部材と、前記可動部材および前記第1動力伝達部材を前記電磁石の磁力による移動方向と反対方向に付勢する第1および第2付勢部材、ならびに前記第1付勢部材と第2付勢部材との間に設けられ前記段差部に当接可能な規制部材を有する付勢部と、前記第1動力伝達部材が前記第1軸の軸方向に移動されることにより、前記第1動力伝達部材と係合可能な第2動力伝達部材を有する第2軸とを備え、前記第1付勢部材の付勢力は前記第2付勢部材の付勢力よりも大きいことを特徴とする電磁式係合装置。
IPC (2件):
F16D 11/10 ,  G03G 15/00 107
FI (2件):
F16D 11/10 Z ,  G03G 15/00 107
Fターム (12件):
2H076AA04 ,  2H076BA15 ,  2H076BA20 ,  2H076BA33 ,  2H076BA46 ,  2H076EA14 ,  3J056AA04 ,  3J056BA06 ,  3J056BB22 ,  3J056DA04 ,  3J056DA17 ,  3J056GA27
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭44-017608
  • 特開平4-131531

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