特許
J-GLOBAL ID:200903076846238974
トロイダル型無段変速機のローディングカム装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安形 雄三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146283
公開番号(公開出願番号):特開平10-331937
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 転動体(又は最外周に位置する転動体要素)/保持器開口部間、及び隣り合う各転動体要素間の直接的な接触を排除して、これらの端面に生じる摩擦力を低減させることで、カムディスクと入力ディスクが相対回転する際の転動体の転動を滑らかに行わせて、両ディスクの間に発生するトルク差に応じた適切な押圧力を発生させることができるトロイダル型無段変速機のローディングカム装置を提供する。【解決手段】 各転動体の保持器外径方向の端面と各開口部周縁との間にそれぞれ軸受を設ける。また、各転動体をそれぞれ独立して転動可能な複数個の転動体要素から構成し、最外周に位置する各転動体要素の保持器外径方向の端面と各開口部周縁との間、及び各転動体要素の隣り合う端面同士の間にそれぞれ軸受を設ける。
請求項(抜粋):
トルク入力軸に対して一体的に回転可能かつトルク入力軸方向への移動が制限されるように係止されて取り付けられるカムディスクと、前記トルク入力軸に対して相対的に回転可能かつトルク入力軸方向への移動が可能なように前記カムディスクと対向して取り付けられる入力ディスクと、前記カムディスク及び前記入力ディスクの間に挟持される略円輪形状の保持器と、前記保持器の円周方向複数箇所に形成された開口部に前記保持器の半径方向の軸を中心として転動自在に保持される複数個の転動体とから構成され、前記カムディスク及び前記入力ディスクの互いに対向する面がそれぞれ円周方向に亘る凹凸形状を有したカム面として形成されており、前記複数個の転動体が前記カムディスク及び前記入力ディスクの両カム面に当接するように配設されていて、前記カムディスクと前記入力ディスクの間に発生するトルク差に応じて前記複数個の転動体が前記両カム面の凹凸間を転動することで前記入力ディスクに加わる前記入力軸方向の押圧力が変化するトロイダル型無段変速機のローディングカム装置において、前記各転動体の前記保持器外径方向の端面と前記各開口部周縁との間にそれぞれ軸受が設けられていることを特徴とするトロイダル型無段変速機のローディングカム装置。
引用特許:
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