特許
J-GLOBAL ID：200903076847547997
燃料噴射ノズル
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
山田 恒光 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-183243
公開番号（公開出願番号）：特開平5-005469
出願日： 1991年06月27日
公開日（公表日）： 1993年01月14日
要約：
【要約】【目的】 一つのノズルで、軽負荷時には副噴孔からの噴射を、高負荷時には副噴孔からのパイロット噴射と副噴孔及び主噴孔からのメイン噴射を夫々可能とし、NOX及び黒煙の低減を図り、且つコストダウンを図る。【構成】 加圧シリンダ室2と先端噴射室3とを有するノズルボディ4に、ニードル5を軸線方向に摺動自在に嵌挿し、ニードル5の先端バルブ部6外周に環状溝7を設けることにより、先端噴射室3を、主噴室3aと副噴室3bとに区分し、ニードル5閉位置において主噴室3aと副噴室3bに夫々開口する複数の主噴孔8と副噴孔9とを夫々放射状に穿設し、ニードル5を閉方向に付勢する第一スプリング10と、ニードル5が開方向に所要量hだけ移動した後ニードル5を閉方向に付勢し得る第二スプリング11を設ける。
請求項（抜粋）：
燃料噴射ポンプから燃料が圧送される加圧シリンダ室と該加圧シリンダ室より小径の先端噴射室とを有するノズルボディに、閉位置において前記加圧シリンダ室と先端噴射室とを遮断し得るニードルを軸線方向に摺動自在に嵌挿し、前記先端噴射室に摺動自在に嵌挿されるニードルの先端バルブ部外周に環状溝を設けることにより、前記先端噴射室を、前記先端バルブ部の先端側に形成される主噴室と、前記環状溝部分に形成される副噴室とに区分し、前記ノズルボディの先端部に、ニードル閉位置において前記主噴室に開口し前記ニードルが開方向へ移動した際前記加圧シリンダ室と連通し得る複数の主噴孔と、ニードル閉位置において前記副噴室に開口し前記ニードルが開方向へ移動した際前記加圧シリンダ室と連通し得且つ前記ニードルが更に開方向へ移動した際前記先端バルブ部の先端部外周面により閉塞され得る複数の副噴孔とを穿設し、前記ニードルを閉方向に付勢する第一スプリングを設けると共に、前記ニードルが開方向に所要量移動した後ニードルを閉方向に付勢し得る第二スプリングを設けたことを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (2件)：
F02M 45/08
, F02M 61/18 350
