特許
J-GLOBAL ID:200903076850716023

芳香族ポリアミド繊維の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004081
公開番号(公開出願番号):特開平6-207380
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、動力伝達ベルト補強用繊維として芳香族ポリアミド繊維を適用する場合、ベルト成形時にベルト端面に露出する芳香族ポリアミド繊維の単糸ホツレを防止し、且つ芳香族ポリアミド繊維とマトリックスとの接着性と耐疲労性を高めることにある。【構成】 本発明は、実質的に無撚の芳香族ポリアミド繊維をエポキシ基を2個以上有するポリエポキシド化合物含有処理液で処理し、150〜260°Cで30〜210秒間熱処理した後、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)、ジメチルポリシロキサン及び添加剤を含む処理剤で処理し、乾燥、硬化させた後、0.2 ≦K≦1(K=(T×D1/2 )/2874,K;撚係数、T;回/mで表される撚数、D;デニール)の範囲内で加撚処理し、ついで、この下撚コードを複数本合せて、下撚コードと同じ方向に1≦K≦5の範囲内で加撚処理し、更にRFLを含む処理剤で処理することを特徴とする芳香族ポリアミド繊維の処理方法。
請求項(抜粋):
実質的に無撚の芳香族ポリアミド繊維を、2個以上のエポキシ基を有するポリエポキシド化合物含有第1処理剤で処理し、150〜260°Cで30〜210秒間熱処理した後、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)、シリコン系処理剤及び添加剤を含む第2処理剤で処理し、乾燥、硬化させた後、0.2≦K≦1{K=(T×D1/2 )/2874、K;撚係数、T;回/mで表される撚数、D;デニール}の範囲内で加撚処理して下撚コードとし、ついで、この下撚コードを複数本合せて、下撚コードと同じ撚方向に1≦K≦5の範囲内で加撚処理し、更にRFLを含む処理剤で処理することを特徴とする芳香族ポリアミド繊維の処理方法。
IPC (5件):
D06M 15/693 ,  D02G 3/48 ,  D06M 13/11 ,  F16G 1/28 ,  D06M101:36
FI (2件):
D06M 15/693 ,  D06M 13/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-141174
  • 特開昭60-146082
  • 特開平2-175974

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