特許
J-GLOBAL ID:200903076851469097

画像照合方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-271964
公開番号(公開出願番号):特開2001-092963
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 認識対象の向きなどがモデル画像と異なる状態の入力画像に対しても画像照合を高精度かつ高速に行なう方法および装置を提供する。【解決手段】 画像中から顔領域の画像を切り出す(S1)。各画素値に基づいて特徴点を見つけ出し、その周辺の局所領域(窓)画像を切り出し(S2)、次元圧縮画像変換を行う(S3)。このS1〜S3をモデル画像および入力画像それぞれに実行する。モデル窓データと入力窓データを特徴空間内で比較照合し、特徴空間内で最も距離の近い窓データ同士を対応づける(S4)。対応窓群の中から複数の組合せを選び出し、画像内での位置情報を基に両画像間の幾何的差異を表す幾何変換パラメタを推定する(S5)。求めた幾何変換パラメタにより入力画像の補正処理を行ない(S6)、対応窓の相対位置投票処理を経て(S7)、画像照合の類似度を計算する(S8)。
請求項(抜粋):
認識対象が含まれる入力画像と、あらかじめ登録済みの対象を含むモデル画像群を比較照合することにより、入力画像中に存在する認識対象を同定する画像照合方法であって、前記入力画像および前記モデル画像からそれぞれ複数の特徴的な局所領域を切り出す処理と、選択した局所領域の画像情報を特徴空間上の点集合に投影する処理と、一方の画像の局所領域ごとに、前記特徴空間内において最も近傍の位置に投影されている他方の画像の局所領域を探索して局所領域同士を対応づける処理と、前記対応付けられた一方の画像の局所領域と他方の画像の局所領域の配置関係に基づいて入力画像とモデル画像間の幾何変換パラメタを推定する幾何変換パラメタ推定処理と、前記推定した幾何変換パラメタを用いて前記一方の画像の局所領域の画像情報か画像全体の画像情報か画像内の局所領域の位置情報のいずれかに対して幾何変換を施し、前記対応付けられた局所領域両者の整合性を評価して照合する処理を備えた画像照合処理方法。
Fターム (9件):
5B043AA09 ,  5B043BA04 ,  5B043CA02 ,  5B043CA09 ,  5B043EA02 ,  5B043EA07 ,  5B043EA08 ,  5B043EA15 ,  5B043GA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 顔画像認識システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-239307   出願人:富士通株式会社
  • 放射線画像の位置合せ方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-318533   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平4-142162
全件表示

前のページに戻る