特許
J-GLOBAL ID:200903076867014308

量子化された信号に対する適応形検出方法および検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140940
公開番号(公開出願番号):特開平6-062069
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 受信された量子化された信号の信号状態を、メモリ内に記憶されている基準ベクトル集合を用いて検出する適応形検出方法および検出器を開示する。【構成】 この検出器は、スライドする時間ウィンドウ内において受信された信号をサンプリングするサンプリング手段4と、検出において用いられた記憶されている基準ベクトル集合および該時間ウィンドウ内において受信された実際の信号状態のサンプルに基づき、自己編成マップを用いて基準ベクトルの第1補正集合を計算する手段2と、基準ベクトルの第1補正集合および実際の信号状態サンプル基づき、K手段の方法などを用いて基準ベクトルの第2補正集合を計算する手段3と、該基準ベクトルの第2補正集合により、記憶手段11内に記憶されている基準ベクトル集合を更新する手段9と、を含む。
請求項(抜粋):
有限の信号状態数を有する量子化された信号の適応形検出方法において、該方法が、量子化された信号を受信するステップと、該受信された信号の前記信号状態をメモリ内に記憶されている基準ベクトルの集合を用いて検出するステップと、前記受信信号の実際の信号状態のサンプルに基づいて該記憶されている基準ベクトル集合を更新するステップと、を含み、該基準ベクトルの更新ステップが、a)前記検出において用いられた記憶されている基準ベクトル集合と、所定の時間ウィンドウ内において実際に受信された信号状態からとられたサンプルと、に基づき、自己編成マップを用いる方法により、基準ベクトルの第1補正集合を計算するステップと、b)該基準ベクトルの第1補正集合と、前記実際の信号状態サンプルと、に基づき、K手段の方法又はそれと同様な方法を用いることにより、基準ベクトルの第2補正集合を計算するステップと、c)該基準ベクトルの第2補正集合により、前記検出において用いられた前記記憶されている基準ベクトルを更新するステップと、d)受信信号の実際の信号状態から新しいサンプルをサンプリングするために、前記時間ウィンドウを時間領域内において移動せしめるステップと、e)前記処理ステップa)、b)、c)、およびd)を連続的に繰返すステップと、を含むことを特徴とする、有限の信号状態数を有する量子化された信号の適応形検出方法。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/00
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/00 C

前のページに戻る