特許
J-GLOBAL ID:200903076877342494

複合製品の製造方法及びその製造用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265244
公開番号(公開出願番号):特開平7-117074
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】外筒部材にウエルドの発生するのを抑制し、製品の均整度を高め、もって製品の機能を十分に発揮させることを可能とする。【構成】ゴムブッシュは内筒部材2、ゴム弾性体3及び外筒部材を備える。外筒部材を成形するための金型5は、固定型6、可動型7、スライドコア8等を備える。内筒部材2、ゴム弾性体3及び置きコマ14一体としたものをインサート15として金型5内に配置する。このためキャビティ18がゴム弾性体3の周囲に形成され、置きコマ14の内側空間及び置きコマ14の被覆部14aの外側空間によりスプルー本体17A及びランナ17Bが形成される。可塑化樹脂をスプルー本体17A内へ射出し、スリーブピン22を移動させると、キャビティ18とランナ17Bとの間には、環状のゲート23が形成される。樹脂は、環状のゲート23からキャビティ18内へ筒の長さ方向に一斉に射出されるため、キャビティ18内でぶつかりあうことがない。
請求項(抜粋):
内筒部材(2)と、該内筒部材(2)の外周面に一体的に固定されたほぼ筒状のゴム弾性体(3)と、該ゴム弾性体(3)の外周面に形成された樹脂製の外筒部材(4)とを備えてなる複合製品の製造方法であって、前記内筒部材(2)の外周面に前記ゴム弾性体(3)を一体的に固定する工程と、前記内筒部材(2)と、前記ゴム弾性体(3)と、前記ゴム弾性体(3)及び前記内筒部材(2)の一端面を被覆部(14a)にて被覆してなる治具(14)とをインサート(15)として、金型(5)の所定箇所に配置することにより、前記外筒部材(4)を成形するためのキャビティ(18)を形成する工程と、可塑化された樹脂を導入するためのスプルー(17A,17B,17C)と前記キャビティ(18)との間の連通を許容及び遮断するために前記金型(5)内に設けられた開閉手段(19)の作動により、前記スプルー(17A,17B,17C)から前記キャビティ(18)内に可塑化された樹脂を注入するための環状のゲート(23)を形成する工程と、前記スプルー(17A,17B,17C)から前記ゲート(23)を介して、前記キャビティ(18)内に可塑化された樹脂を射出充填する工程と、前記可塑化された樹脂の充填が完了した後、前記開閉手段(19)の作動により、前記ゲート(23)を閉鎖する工程とを備えたことを特徴とする複合製品の製造方法。
IPC (6件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/76 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/28 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:20

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