特許
J-GLOBAL ID:200903076880127847

表面性状が優れ且つ加工性の良好な高珪素鋼板の連続製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351585
公開番号(公開出願番号):特開平9-176826
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 浸珪処理帯内でのシリカの生成を抑制してシリカの生成に起因したピックアップの発生を防止すること【解決手段】 Si:4wt%未満を含有する鋼板を、浸珪処理帯においてSiCl4を含む無酸化性ガス雰囲気中で浸珪処理し、次いで拡散均熱処理帯においてSiを鋼板内部に拡散させる拡散均熱処理を施すことにより、高珪素鋼板を連続的に製造する方法において、浸珪処理を施す前の鋼板に浸炭処理を施すことにより鋼板中の炭素含有量を増加せしめた後、前記浸珪処理及びこれに続く拡散均熱処理を行い、この浸珪処理及び拡散均熱処理において炉内雰囲気中の酸素分によって鋼板の脱炭反応を生じさせ、この脱炭反応により炉内雰囲気中の酸素分を消費することでシリカの生成を防止しつつ、炭素含有量が60ppm以下の高珪素鋼板を製造する。
請求項(抜粋):
Si:4wt%未満を含有する鋼板を、浸珪処理帯においてSiCl4を含む無酸化性ガス雰囲気中で浸珪処理し、次いで拡散均熱処理帯においてSiCl4を含まない無酸化性ガス雰囲気中でSiを鋼板内部に拡散させる拡散均熱処理を施すことにより、高珪素鋼板を連続的に製造する方法において、浸珪処理を施す前の鋼板に浸炭処理を施すことにより鋼板中の炭素含有量を増加せしめた後、前記浸珪処理及びこれに続く拡散均熱処理を行い、該浸珪処理及び拡散均熱処理において炉内雰囲気中の酸素分によって鋼板の脱炭反応を生じさせることにより、拡散均熱処理後の炭素含有量が60ppm以下の高珪素鋼板を得ることを特徴とする表面性状が優れ且つ加工性の良好な高珪素鋼板の連続製造方法。
IPC (5件):
C23C 10/46 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/02 ,  C23C 8/22
FI (5件):
C23C 10/46 ,  C21D 9/46 501 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/02 ,  C23C 8/22

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